ボクは、究極のドスファンゴになる事を夢見て、二匹旅をしている。
遠くまで吹っ飛んだリノッチを追い掛け、ボクはリノッチの無事を確認した。
「ってーーっ!ったくシュールじゃないぜっ・・・」
何はともあれ、無事でよかったな。
「案内役の俺をシュールに無視すんなっ!」
てへっ、サーセンっ。
そんな和やかな雰囲気の中、どこからともなく地響きが聞こえてきた。
ドドドドドッ・・・
ギッシャァァァァーーーーっ!
砂煙とともに、地面から真っ黒な牛さんが現れた。
頭には立派な角が2本、これまた立派な黒毛和牛のような出で立ち。
oiっ!今度は黒牛かよっ?
「おいっ、お前、分かってんだろうなっ?」
hei、heiっ。
「あの黒いディアブロスは繁殖期の雌だから、最高にシュールな気性だぞっ!」
へー、アレ雌だったんだー(棒
普通の牛も黒牛も、見たことあるから別に問題ナッシングでつけど。
「コイツも縄張り意識が高いから、早いとこシュールにずらかるぞっ!」
あっ・・・。
ピッキーーンっ!!
「ボクらには、必ず勝てる必勝法があるっ!ちょっと耳を貸してっ」
ボクはリノッチへ耳打ちをした。
「マジかよっ?!お前・・・シュールだな」
逃げ腰リノッチも、今度ばかりはボクの作戦へと乗っかることにした。
黒牛子さんは、ボクらを縄張りを荒らしに来た侵入者かどうかを見極めようと、微量な咆哮で威嚇し、こちらの出方をうかがっている。
「さぁ、ショータイムだっ!!」
ボクとリノッチは、同時に駆け出した。
ボクは右前脚へ、リノッチは左前脚へと、同時に必勝タッコウを決めた。
ズサーーっ!
大きな身体を支えるには細すぎる脚への衝撃で、バランスを失った黒牛子さんは、前につんのめる形ですっ転んだ。
「おいっ、やったな!」
「だろっ?(ドヤっ」
ギッシャァァァァーーーーっ!!!
起き上がった黒牛子さんは、本気でお怒りになったようだ。
「おいっ、逃げるぞっ!」
「おkっ!」
ボクらは急いでその場を離れた。
こうやって、仲間とキャッキャウフフしながら過ごすのも楽しいものだな。
ボクらの飽くなき道の冒険譚はまだまだ続く。
ガララ完成
こんにちわ。
急に寒くなって、半袖でプルプルしているJUBIAです。
この前台風が来たと思ったら、また台風。。。
こちらは本日大雨ですが、この雨が止んだら秋が深まるとお天気ニュースで言ってましたね。
雨が止む前から既に寒いですが・・・。
さて、本日も「MH4」。
3度目の正直で、ようやく寒気立つクチバシをGetし、ガララ防具の頭を作ることができました。
これでガララ一式完成!
武器強化に必要なゲネルセルタスの素材を取りに行ってきました。
あの姿を初めて見た時は、驚きました。
装甲車のようにドドドドドドーーッと襲ってきます。
しかも、これが雌で雄のアルセルタスを背中にくっつけて、飛んでもらうって!!
今回、虫のモンスがフィーチャーされてますね。
今まで虫の大型モンスが非常に少なかったので、これは良いと思います。
カッコイイモンスターだけがモンスターじゃないって事です。
水の耐性がマイナスのガララ防具を着ていったので、水ブレスの攻撃を受けるとダメージが悲惨。
水耐性のあるケチャ防具を着ていった方が良かったかな?
本日は、村クエ緊急のゴア・マガラを退治してきたいと思います。
クックツインズ改を背負って。
ガンナー封印?
こんにちわ。
ガンナーを諦めかけているJUBIAです。
帰省記事第四弾!!
初秋の夜長に、ちょっと涼しいお話パート2。
実家では、ほぼ毎年お盆時期になると、真夜中に階段付近で誰もいないのに足音が聞こえるらしいです。
その歩き方が、もうかなり前に他界した婆ちゃんに似てるらしく、お盆に婆ちゃんが御馳走を食べに来てるのかなと笑い話になってましたが、今年の足音は、婆ちゃんではない誰かの足音が聞こえたそうな。
ある日、すこぶる霊感が強い遠い親戚宅を訪ねた時に、その話をしたら、婆ちゃんの知り合いの霊が、いつもお盆に実家へ行っても仏壇にお供え物が無くて寂しいと言っているので、「それならウチに来ればいっしょー」と、その知り合いの霊を連れて来ているらしいと・・・(笑
マジすかー、婆ちゃん?!
その内、霊だらけでどんちゃん騒ぎとかするんじゃないかしら?
さて、本日も「MH4」。
まだまだ下位ですが、剣士用防具をランポス→ケチャ→ガララと少しずつステップアップしながら作成しています。
ガララの寒気立つクチバシが欲しくて、頭・背中破壊を狙っていますが、双剣だとちょっと大変なので、急遽ガンナー装備を用意しました。
ガンナー装備(ライトボウガン)でいざガララへ出発。
MH4では初めてのライトでしたが、今までのシリーズで慣れ親しんでいるので、練習無しのぶっつけ本番。
目的の部位を狙おうと、簡易照準での照準を変えようと方向キーを押すと、照準の+の移動速度がめっちゃ遅い!!
え?
ナニコレ?
移動速度がめちゃ遅いので狙いを定めている内に、モンスが動くからなかなか狙いが定まらない。
ここぞという時用のガンナーでしたが、これでは使い物になりません。
ずっとこんな感じだったので、部位破壊も討伐直前でやっと破壊できた感じです。
たまたまだったのか、武器によって照準移動速度が違うのか分かりませんが、あと1~2度別のモンスで試してみて、変わらないようなら今作ではガンナーは封印しようかと思います。
白と黒の挽歌
俺は、凍土一のラッパーになる事を目標としている。
今日もゴキゲンだぜ、チェケラーッ♪
ヘッドホンを首からぶらさげたウルクススが、ヘッドホンから漏れるシャカシャカ音にノリノリで凍土を散歩していた。
すると、目の前で何やら黒くて小さい物体がうごめいている。
ワッツァーップ?
よく見ると、それは一匹のメラルーの子供のようだった。
「ミャーッ、ミャーッ!」
マジかよっ?
ブラックアンドスモール♪それはーメラルゥー♪
「どちたのかニァ~?お母さんはどこかニァ~?」
「ミャーッ、ミャーッ!」
小っちゃすぎて話が通じなーい♪
通じるようにおまじなーい♪
・・・・・・。
しょうがないな、母親を探してやるか。
ヘイヨー♪待ってなベイビー♪そんな俺はグルービー♪
「ミャーッ、ミャーッ!」
・・・・・・。
このままここに置いといたら、危ないか。
ウルクススが、子メラルーを拾い上げようとしたその瞬間、子メラルーはウルクススの足元へガブリとガブリついた。
おっと、これはびっくりー♪困るはしゃっくりー♪
よほど腹を空かせていたのか。
「それは豚足ではないのでちゅよ~、お嬢ちゃん」
ウルクススは、子メラルーを足元から離そうとしたが、子メラルーはガップリとガブリついて離れなかった。
それならそれで大丈夫ー♪お前と俺とでランデブー♪
ウルクススは、子メラルーが足元へガブリついた状態で歩き始めた。
犬歯が食い込むー♪ダンディな俺は我慢スルー♪
小さなダメージを食らいつつもウルクススは、子メラルーを払い落とさないように静かに歩み続ける。
すると、上空からバサバサとベリオロスが目の前に降りてきた。
「ちょっと!私の姪っ子をどこに連れていくつもりっ?!」
青天の霹靂ぃー♪俺の心は暗雲の霹靂ぃー♪
「姪っ子って・・・こいつ、メラルーの子供だったんじゃ・・・?」
「何言ってんのよ!どっからどう見てもナルガクルガの子供じゃないっ?!」
・・・・・・。
どうりで、このガブリ付き具合は只者ではないと思っていたワケだ。
チェケラッチョ↓
迷子の子ナルガ、これで安心♪俺は善神♪
「ちょっと!アンタね?この辺に出没するって言う変質者って?!」
「えっ?ちょっ・・・俺はアーティスト・・・」
「通報しますね」
ベリオロスは、ウルクススの足元から子ナルガを思い切り引き離すと、どこかへと飛んで行った。
俺様傷心♪加えて傷身♪ダブルで衝心♪
ウルクススの足元からは、ダラダラと流れる血が止まらなかった。
少し早いけどMH4のモンスター考察
交換の一覧を載せたのはこの記事が書きたかったから(笑)
今回、交換できる機能により
出番の無いモンスター素材も手に入れる事ができます。
で、ドスファンゴさんは大猪の端材として出現。
ハンター防具は無いけれど、オトモ防具は存在するので、
これはこれで良いのかもしれません。
ほとんどのモンスターが何かしらの形で出演してます
モスはモスポークとして(笑)
ドスフロギィさんもオトモ装備。
ここで残念なのが、ドドブランゴとオオナズチ。
砂漠の兼ね合いで亜種が出せなかったとしてドドブランゴは出ないと思っていました。
ですがMH4Gで新フィールドとして砂漠追加して
次回は、その辺が、のきなみ出てくると思ってたので
この形でドボルベルク、ラングロトラ、ベリオロス、ドドブランゴ、ドスガレオス
デイアブロスがでてしまうと、不安を覚えます。
ラオシャンロン、ナナ・テスカトリ、ヤマツカミ、ウカムルバスは素材交換で良いと思います。
その地方でしか出ない、あるいはストーリー上で重要なモンスは、このシステムにピッタリですね。
ナバルとジエン、アマツマガツチ、シェンガオレン、モノブロスさんは何処?(涙)
ヴォルガノスは黒歴史じゃなかったんですね(笑)
ヒプノックは見かけないですが。。。
あと、武器や防具があるのにいまだ存在が確認できないのが、
カンタロス、ドスギアノス、ドスバギィ、ギギネブラ。どうしてかな?
ちなみに、ドスイーオスが地面に毒を吐きだす形なので、ドスフロギィときちんと棲み分けが出来てます。
ドスフロギィ、ドスバギィ、ドスギアノスはそれぞれの状態異常なので、どうせなら全部出して欲しかったです。
竜人問屋で交換できるモンスター素材
アオアシラ…村☆3
クルペッコ…村☆3
ロアルドロス…村☆3
ボルボロス…村☆4
ハプルボッカ…村☆5 黒く蝕み地を染めん クリア後
ショウグンギザミ…村☆5 黒く蝕み地を染めん クリア後
ウラガンキン…村☆5 天空の支配者たち クリア後
ナルガクルガ…村☆5 天空の支配者たち クリア後
ヴォルガノス…村☆6 高難度:天を廻りて戻り来よ クリア後
ドボルベルク…村☆6 高難度:天を廻りて戻り来よ クリア後
ディアブロス…村☆6 高難度:暴動情報、砕竜在り! クリア後
ラオシャンロン…村☆6 高難度:遠離に見やる豪の山 クリア後
ナナ・テスカトリ…村☆6 高難度:狂威の黒轟竜 クリア後
ランゴスタ…集★4 自己主張の激しい者たち クリア後
ドスガレオス…集★4 自己主張の激しい者たち クリア後
ダイミョウザザミ…集★4 自己主張の激しい者たち クリア後
チャナガブル…集★5 華麗なる魅惑色と桜色 クリア後
ラングロトラ…集★5 華麗なる魅惑色と桜色 クリア後
ベリオロス…集★5 華麗なる魅惑色と桜色 クリア後
ドドブランゴ…集★5 華麗なる魅惑色と桜色 クリア後
ラギアクルス…HR6闘技場 ティガ亜種とジンオウガ亜種 クリア後
アグナコトル…HR6闘技場 ティガ亜種とジンオウガ亜種 クリア後
オオナズチ…集★7、HR20 高難度:狩人は天晴の夢を見る クリア後
ヤマツカミ…集★7、HR40 高難度:豪勇の証明 クリア後
ウカムルバス…集★7、HR60 高難度:横行覇道アカムトルム クリア後
走り出したエンドロール
こんにちわ、Toshiyaです。
コツコツと進め遂に、らすぼすたん(ネコぱんち)を倒しました。
まだ倒せてない方の為に名前は伏せますね。
これからの方の目安に書いておくと、自分は
ランポスシリーズ一式 鎧玉のみ使用 守備力85くらいだったような
武器 スニークロッド改 属性 毒 虫の属性は雷だったかな。
アイテムは
調合書①② 回復薬、回復薬G、薬草、アオキノコ、ハチミツ、こんがり肉、
砥石、ピッケル、虫あみ、ペイントボール
でした。
なにぶん初見だったので、倒せると思ってなく
どんなところで戦うかもわからなかったのでピッケル等、懐に忍ばせて行きましたが
結論からいうと、ピッケル、虫あみ、ペイントボールはいりません(笑)
秘薬等は素材に余裕が無いため、持っていきませんでしたが、
念の為、持っていくとよいでしょう。
以下、あると便利。
秘薬、いにしえの秘薬、鬼人薬G、硬化薬G、狂走薬G、戻り玉(調合分も)
自分はシリーズ経験者なので、一乙することなく倒せました。
逆に乙ると秘薬ないんでダメだったかも。
一撃で半分以上もってかれたのは守備力のせいだと思いますので
ソロに自信が無い方は、もう少し強い防具で臨むと良いと思います。
強いなとは思いましたが、ネコ2匹が頼もしかったです。
ネコいないと倒せませんね。いないと砥石つかうタイミングないんで(笑)
やっぱこういうとき、あると便利だなと思うスキルは
「砥石高速化」や「早食い」でしょうかね。
私のクックツインズ
こんにちわ。
霊感はそんなに無いけど、火の玉と黒い影だけ見た事があるJUBIAです。
帰省記事第三弾!!
初秋の夜長に、ちょっと涼しいお話。
実家で、家族から「これどう思う?」と数枚の写真を見せてくれました。
・・・っ?!
こっ、こっ、これって・・・!!
そう、まさしく心霊写真でした。
顔や姿が写っているのではなく、真っ白い靄や黒い靄が見た瞬間分かる代物でした。
家族いわく、撮った時にはこんなのはなく、何年も前の写真を整理していたら、いつの間にかこんなんなっていたと・・・。
確か、心霊番組では白いのは良い霊で、赤いのはダメだって聞いた気がしたけど、黒って何だっけ???
その写真を写した場所は、今となっては災害があった場所でしたが、その当時は災害前なので、どうして今頃になってこんな遠方の他人が撮った写真に?と不思議でなりません。
取り敢えず、お焚き上げ(?)をしてもらいにお寺に持って行くそうです。
あんなの見たら、自分の今まで撮った写真も気になるではありませんかっ?!
というより、時間差であんなになるなら、いっそのこと全部処分してしまおうかとも考えましたが、いまだに怖くて自分の写真を確認できていません。
さて、本日も「MH4」。
村クエは、ナグリ村に着いてテツカブラを倒した所まで進みました。
まだ高低差には慣れていません。
ドスジャギィのエリマキを破壊しようとしても、ちょっとした坂や段差等で、エリマキに当てづらくて、3クエに1回ぐらいしか破壊できません。
これは、部位破壊を狙うのが大変そう・・・。
そして、全般的にモンスターの動きが早すぎる気がします。
ハンターの動きは変わらないので、モンスターに追い付くのがやっとの感じです。
特にネルスキュラ(蜘蛛)と戦っていると、そう強く感じます。
もっとハンターの動きもスピーディーにしてもらうか、モンスのあの俊敏さは上位・G級用にしてくれれば、バランス的にも良かったのではないでしょうか?
シリーズを通してプレイしているユーザーに飽きさせない為なのかもしれませんが、これから初めてMHをプレイする人もいるでしょうしね。
あとちょっと残念だと思ったのが、生産・強化素材。
ブナハ防具一式で必要な素材が、飛甲虫の甲殻×10個に対して飛甲虫の羽は15個!
羽の方が明らかにレアでしょ?
双剣でクックツインズに強化するのに、何故バサルの素材が?
今までは、序盤でお手軽に作れる火の武器だったのに。。。
そんなこんなで、生産・強化したい武器・防具に悩みながら、頑張りたいと思いまふ。
充電
こんにちわ。
3DSの電池消耗が激しいと感じるJUBIAです。
帰省記事第二弾!
下道を通って帰省したので、峠を2つばかり通りました。
行きは晴れていたので、若かりし頃のプチ走り屋気分を思い出し、峠を爽快にドライブ。
帰省ラッシュではありませんが、3連休とあってか、数台ずつの車列がありました。
ある程度爽快な走りをしていると、決まってノロノロさんの先頭に追い付きます。
これは仕方の無いこと。
ですが、そのノロノロさんに対して煽る車を結構見掛けます。
特に下り坂になると、車間距離を空けていないせいか、ピコピコとブレーキランプがひっきりなしに点灯しています。
煽った所で、ノロノロさんがスピードを出してくれる訳も無く、ただ単にブレーキパッドが減るだけだと思うのですが?
(衝突事故にも注意!!)
私は常に車間距離を空けて走る方なので、下り坂で目の前の車が遅くなっても、アクセルから足を離すだけで調整するので、ブレーキを踏まなくて済みます。
(なんてエコ!)
中には、自分をノロノロさんと認識できない残念ドライバーさんもいます(登坂車線があったらちゃんと除けてね)が、あの煽る行為は後ろで見ていてもイラっときますね。
きっと、状況判断と気持ちのセーブが出来ない人達なんでしょう。
運転マナーも見に付けてもらいたいものです。
さて、本日も「MH4」。
なんか電池の消耗が激しくありませんか?
しかも、電池満タンの状態で、1.5hプレイした後に充電器に置いたら、同じ1.5hぐらいずっと充電中で満タンになりませんでした。
マジっすか?!
これは、コマメに充電しておかないと、大変な事になりそうです。
それいけ!ファンゴ君G (7)
ボクは、究極のドスファンゴになる事を夢見て、一人旅をしている。
ボクはリノッチの指定した場所で、小一時間・・・いや、既にそれ以上経過していると思われる時を空腹のまま過ごした。
むむっ、来ない・・・来ないぞっ!
もしや、あっちの方向だったのか?
ボクは急いで元いた場所に戻り、リノッチが走って行った方向へと向かった。
おわっ!
こっちにも蝶がいたっ!!
そして待ちぼうけリノッチもそこにいたっ!!!
「ハァハァ・・・今北産業・・・」
「お前なぁ!どんだけ待ったと・・・いや、止めておこう。シュールじゃねぇ」
「あのぉ・・・小腹が空き過ぎて、大腹になりそうなんでつが・・・(汁」
「しょうがねーなっ、ここにバッタいるぞ」
「バッタは・・・もういいれす・・・(泣」
「好き嫌いするなんてシュールじゃねぇな・・・隣りのエリアに植物あるからそこに行くか?」
「連れてってくらさい・・・(喜」
テッテレー♪
リノプロスが仲間に戻った!
ボクらは、すぐ隣りのエリアで植物が生えている所へとやってきた。
「昼間はツタの葉があるからその根っこでも食っとけ」
ボクは落とし穴ができそうな位にその場を掘り返し、根っこを根こそぎ食らった。
やっと腹六分目・・・という時、近くの水溜りからポコポコっと微かな音が聞こえた。
ん?
その水溜りを目を凝らしてよく見てみると、浅い水面に茶色い何かが浮かんでいる。
その茶色い何かは、風もないのにユラ~っと静かに動いていた。
なんだあれ?
あんなのは、ここに来た時にはなかったぞ?
ボクはその水溜りに近づいた。
「おいっ、気を付けろよ、そいつは・・・」
とリノッチがボクに言い掛けた瞬間、
グハーーーーッ!
その茶色い何かが水面から飛び出した。
その姿は、全身茶色で頭がえらくデカくて硬そうなヤツだった。
なんだコイツはっ?!
「そいつは、ボルボロスだ!この辺でも最高にシュールなヤツだっ」
リノッチが解説してくれたが、そのボロボロとやらは泥だらけの水面でゴロゴロと寝返りをうっては、体中泥だらけになっている。
これじゃ、まるでドロボロスじゃないかっ!
「俺と同じで縄張り意識が強いから、攻撃される前にシュールにずらかるぞっ!」
えーっ・・・。
こんなヤツなら、ボクらでシュールにやっつけられるんじゃないのか?
ボクはリノッチを無視して戦闘態勢に入った。
ドロボロは、すぐに縄張りから退散しないボクらに怒ったのか、頭から湯気を出しながらボクに向かってこようとしている。
いい度胸だっ!
ボクよりデカいからって、このボクが短い尻尾を巻いて逃げると思ったか?
答えはノーだっ!!
ボクとドロボロは同時にダッシュをした。
が、ドロボロへと一直線に駆け出したボクをよそに、ドロボロは円を描くように湾曲し、リノッチの方へと突進して行った。
「なにっ?!」
リノッチは、まさかドロボロが自分に向かってくるとは思わなかったようで、少しの油断が命取りとなった。
ドロボロの強烈なタッコウでリノッチは、遠くへと吹っ飛んでいった。
「リノッチィィィィィーーーーーっ!!」
ボクは、リノッチが吹っ飛んでいった方向へと駆け出した。
ドロボロは、これで自分の縄張りを死守できたと安心したのか、泥水へと戻って行った。
ボクらの飽くなき道の冒険譚はまだまだ続く。