この日もノノは、沼地のあちらこちらを例の匂いを探し歩いていた。
しばらく歩いていると、この前脚に巻き付いている赤いハンカチの女の匂いが微かにした。
匂いを辿りながら走って行くと、遠くに女の姿が見えた。
ノノはゆっくりと足を止めた。
女は一人だった。
こちらに無防備な背中を向け、しゃがんで何かをしているようだった。
もしあの男がこの女の知り合いだったら･･･
直接あの男に復讐するよりも、この女を殺った方が･･･
でもこの女があの男の知り合いじゃなかったら･･･
たまたま匂いが付いたとかだったら･･･
色々と考えが過ぎるが、違ったら違ったでも構わない。
もしこの女があの男の知り合いだったら、それはそれで大事なモノを殺される側の気持ちも分かるだろう。
ノノは決心した。
女に気付かれないよう、体勢を低くし、ゆっくりと女へと近づいて行く。
「ふんふんふん～♪」
気楽にも鼻歌混じりにゲキレツ毒テングを採取していたメイは、思ったより大量に採れたので、新しい袋を出そうと鞄を開けた。
その時、鞄から小瓶が落ちてコロコロと転がっていった。
「あっ」
小瓶を拾おうとしゃがんだまま後ろを振り向くと、そう遠くない場所にノノの姿が見えた。
「あらっ？」
前脚にボロボロではあるが、赤いハンカチがしっかりと巻かれたままだった。
メイはゆっくりと立ち上がった。
ノノも低くしていた姿勢も今では無意味と思ったのか、すくっと元の姿勢に戻した。
「そのハンカチ、とっくに食い千切られたのかと思ったら、しっかり残っていたのね」
メイは笑顔でノノに言った。
またもやその理解不能な表情に、決心したはずだったノノは少し躊躇した。
怯えてくれたり、敵意を剥き出しにしてくれれば、何も考えずに女を襲う事ができた。
しかし、その表情には襲ってはいけない何かを感じさせた。
「もう傷は大丈夫？ちょっとした切り傷でもばい菌が入ったら大変だからね」
メイは変わらぬ笑顔をノノに向けた。
ノノは女が何を言っているのか分かるはずもないが、ただその表情からはこちらに危害を加えるような事は無いと実感できた。
だからと言って馴れ合う気などさらさらも無い。
決心に再び迷いが生じたところで、女を襲う気力も失せたノノは、プイっと後ろを向きその場を立ち去った。
ノノの後ろ姿を見送りながらメイは言った。
「お大事に」
響き渡るは静寂 2
憎きあのハンターの匂いを求めてノノは、以前にも増して何度も何度もこの沼地を徘徊するようになった。
しかし、あれから数か月が経つが、あの匂いのハンターは全く姿を現さなかった。
あちこちと彷徨って歩いている内に、茂みで引っ掛けたのか、前脚に切り傷ができた。
傷に気が付いたノノは、立ち止まってその傷を一舐めし、また歩み始めた。
今日もまた収穫無しかとトボトボと歩いていると、あろうことかどこかのハンターが置き忘れたのか放置してあったシビレ罠を踏んでしまった。
全身の力を振り絞ってその場を離れようとするが、全身が麻痺してピクリとも動かない。
そこへ軽装の一人の女が現れた。
罠に掛かったノノを発見するも、普通ならばある程度の時間が経てば、麻痺効果も消えて自由になるので放っておくところだが、ノノの前脚に血が付いているの見て慌てて駆け寄って行った。
おそらくもうすぐ罠の効果が切れるだろう。
怪我の治療をする為、女はノノに麻酔薬を少量だけ嗅がせてその場へ寝かせた。
血が付いていた前脚を、ガーゼで丁寧に拭き取ると、浅い切り傷だという事が分かった。
ある程度の応急処置道具はいつも持ち歩いていたが、あいにくと包帯までは持っていなかった。
ガーゼでは脚に巻くには小さ過ぎるので、女は愛用のハンカチをノノの前脚へとしっかりと巻き付けた。
麻酔薬が少量だったせいで、処置が終わる頃にノノは目覚めた。
何故自分は横たわっているのだろうか？
ふと何かの気配を感じ、すくっと立ち上がると、目の前には見知らぬ女がいる。
今この状況をすぐに呑みこめないノノは、ピョンと3歩程の距離を後ろへ跳ね飛び、ウウッと低く唸るが、いつもの人間達と違い、この女からは敵意の欠片も感じられない。
女は、にこやかな笑顔で「お大事に」と言った。
ノノはこんな表情をする人間を見た事が無かった。
大半はノノの姿を見ると、怯えるか敵意を剥き出しにしてくるかの二択だった。
一体この女は何なのか理解できずにいたが、これ以上この場に留まる理由も無いので、ノノは急いでその場から立ち去った。
巣穴へ戻ったノノは、前脚に真っ赤なハンカチが巻き付けられている事に気付いた。
傷が剥き出しの時はヒリヒリと痛かったが、今はハンカチで抑えられているせいか、痛みは幾分か和らいでいた。
あの女は傷の手当をしてくれたのだろうか？
ノノは座り込み、そのハンカチの匂いを嗅いだ。
赤いそのハンカチからは、あの女のものらしき匂いがした。
女の匂いに混じり、僅かだが見知った匂いもした。
忘れもしない、あの憎きハンターの匂いだった。
響き渡るは静寂 1
「アオーーーーーンッッ」
響狼と言われしカム・オルガロンの響き渡る咆哮に、4人のハンター達は皆、後退りする。
ガチャッ。
ハンター達はそれぞれ武器を構え、戦いに挑む。
一方、巣穴の中には、右へ行ったり、左へ行ったりとウロウロ落ち着かない様子のノノ・オルガロンがいた。
それもそのはず、沼地のとある場所でツガイのカム・オルガロンと2匹静かに過ごしていた時、突然4人のハンター達が襲ってきたのだ。
カムに巣穴に戻るよう促され、仕方無くこうして巣穴に戻って来たものの、カムの事が心配でならない。
「クゥーン」
カムを信じて待っている事しかできないノノは座り込み、巣穴の入口から遠い空を眺めた。
ザザッ。
地面を蹴り上げ勢いを付けたカムは、宙へと舞い、背中の棘を直線上に飛ばす。
「あっ！」
着弾した棘の風圧で尻もちを付いてしまったハンター。
「おいっ、大丈夫か？！」
「ゴメン、大丈夫、大丈夫」
すぐさま立ち上がり、戦闘態勢を立て直す。
あれからしばらくの間、死闘を繰り広げたのだろうか、カムの身体のあちこちには、切り傷やら矢傷やらで血だらけになっていた。
それでも手負いの虎のようにカムは、白い牙を剥き出しに激しく唸り、少しの負い目も見せなかった。
「これで終わりだーーっ！！」
リーダー格風のハンターが構える大きな剣がカムへと襲いかかる。
カムはそれを避けようとしたが、一瞬遅かった。
「ウウッ･･･ウッ･･･」
カムはその場にゆっくりと倒れ込んだ。
虫の知らせか、何かを感じ取ったノノは、急いでカムといた元の場所へと全速力で駆けて行く。
辿り着くと、そこには横たわるカムの姿があった。
カムの傍らへと急ぎ、鼻っ柱でカムの身体を突くが何も反応が無い事に、ノノはカムの死を悟った。
辺りを見ると4人のハンター達がいた。
その中でもリーダー格風の大きな剣を携えた男が近寄って来た。
ノノは低く唸りながらその男を睨んだ。
その顔は絶対に忘れない。
そしてこの匂いも絶対に忘れない。
いつしかカムの復讐をしてやると誓ったノノは、強くも哀しげな咆哮を響き渡らせてその場を立ち去った。
来週からＦ５らしい。
こんにちわ、アストルティアに行きっぱなしのToshiyaです。
どうやら来週からF5らしいです。
覇種をいっぱい狩ってGに備えろっていう上から目線アプデです。
ちなみに自分は覇種を狩る事無いです。（1回、2回行く位ですね）
グーク鍋、楽しそうですね。
唯一の楽しみであり、F5ではこれだけです。
あとは変種の肉質改善。
今更感があるのにお客様の要望を、いつも実現してる感出すのウザイんで止めてほしいです。
完全にコア向けになったフロンティア。
今週は、ある意味初めてDQXでもイベントが行われます。
ハロウィンとプーちゃんです。楽しそうです。はい。
少し真面目な話を書きますが、ご容赦を。
ネトゲでは当たり前なのかもしれませんが、
廃人向けに縦に広げていく事は必要だとは思います。が、
多くの方が望むのは横への広がりではないかと思います。出来る事を多くして選択肢を増やす。
縦に行こうとするとすぐ終わりが来るが、横に行こうとすると意外と時間がかかる。
そうだといいなぁと思います。
その上で、縦クリアして、あのゲームやること無いし、極めた。もうクリアした。
廃プレイしてる上で○○と比べて、薄っぺらいとかと言うのであれば、
満足して頂いて、他のゲームに行ってもらって良いかと。
横の広がりの例を挙げると、
今までのシリーズクエストを全て常に配信しておく。
脈動、衝撃等のクエストや大自然・凄腕防具の生産クエストを全て常に配信しておく。
期間限定は「白き焔刀を背負い」とかです。
意味がわからないと言う方もいるでしょうが、そういう方は、おそらく今のFに満足してるでしょうし、
覇種狩りまくって、猪飽きてきたとか言いつつも紙集めする方だと思います。
秘伝・覇種・狩護等、防具に選択肢が出たじゃん！広がってるし。何言ってんの。
その意見も否定しないので、どうぞ好きに遊んで下さい。
ネトゲが縦に伸ばしておくと延命できる。という風潮が進むと、
また、ゲームが一部の人のものだけになってしまい、衰退の一途を辿りそうです。
日本人の性質には作業が合うのかもしれませんが、ゲームは、いつから楽しんでワイワイやるものから
苦行して人より優越感を生み出すためのものになってしまったのでしょう。
優越感はあっていい要素ですが、全ての要素がそこにしか行きつかなくなるのであれば
個人的にゲーム（ネトゲ）が楽しめなくなって行くなぁと思います。
3卓談義 ペット編
ここはとある酒場。
今日も3卓では、いつも仲良し4人組のハンター達が酒を酌み交わしていた。
Ａ「ねー、ねー、もしペットにするなら、どのモンスターがいい？」
Ａ「私はねー、ヒプノック！言葉を教えてインコみたいにおしゃべりするのっ♪」
Ｂ「俺は断然カムだぜ。散歩する時、格好良くね？」
Ｃ「うーん、僕はやっぱりアイルーかな。色々と家事を手伝ってくれそうだし」
Ａ「広い庭にエルペたんがいるのもカワイイよねぇ♪」
Ｄ「フフフッ」
Ｂ「でっかい牧場でディアブロスもいいなぁ。俺の牛、見に来る？とか言いてぇぇッ」
Ｃ「だったら僕は、大きな水槽でガノトトスもいいなぁ。アクアリウムは見てて癒されるし」
Ａ「エスピたんと一緒に寝たら熟睡できそう♪」
Ｂ「リオレウスの背中に乗って、空飛ぶの悪くないな」
Ｃ「冬になったらドドブランゴと雪合戦もしてみたいな」
Ｂ「じゃ俺はラージャンと腕相撲してみたいぜ」
Ｄ「フフフッ」
Ａ「チャチャブー達とキャンプファイヤーも楽しいカモ♪」
Ｂ「おい、お前だったら何のモンスターがいいんだ？」
Ｄ「フフフッ、私はですね、ランゴスタとカンタロスを同じ虫カゴに入れて･･･」
ＡＢＣ「む、虫ッ？！」
ＤＴ！！
イクサガＤＴ第1話を見ておうふ(ノД`)なJUBIAです。
1話の掴みは正直、どこにもありませんでした。
どう受け止めればいいの？
ギャグアニメとして見ればいいの？？
童貞をタイトルに付けるってアリなの？？？
冒頭のルコ殿･･･ムゴすぐる(´Ａ｀。)
先日、ベルセルク劇場版Ⅰ（Ⅱは劇場で見たよ♪）をWOWWOWで見ましたが、テレビ画面でも作り込みがハンパなく面白かったです。
（TVアニメ版はダルダル感満載で糞だったけどね）
（最近の原作は絵本として読んでます(´ω｀*)）
あれ位のクオリティが欲しい所ですが、シナリオがアレだとどうしようもないのか。
スポンサーがほぼカプコン様なので、視聴率が悪くても打ち切りとかは無いんでしょうけど。
おそらく我が家では3話で打ち切りになるでしょう。
CMもイクサガばかりがシツコすぐる。
どうせなら、他のゲームとかフロンティアもCMすれば良かったのに。
あ、神様始めましたは普通に面白かったです(^q^)
F5から、変種・特異個体のヒプ・フルフル・ババコンガが肉質改善されるそうです。
それはそれで有り難いです。
ガンナーでフル変に行くと、いつまで撃ち続ければ良いんだろうといつも思ってました。
さて、今日は何をして遊ぼうか。
ラスタの防具解放LV11版を熟考したので、見た目でも確認しようか。
あ、EX継続切ったので、素材を送れないんでした(´ ▽｀)｡oＯ
リアルダイソン
こんにちわ。
ダイソンの掃除機を買って、その威力に驚愕しているJUBIAです。
変わらない吸引力･･･、確かに変わりません。
見た目は塵一つ無いフローリングでも、ダイソンにかかるとあら不思議。
塵の粉がダストボックスに溜まっていきます。
素晴らしいッ！！
先日のアルゲン･･･否、アレルギー検査の結果、6段階中ハウスダストと猫が2（犬・ダニが1）でした(・ω・、)
お医者さんは「2」は大した事無いと言ってましたが、うちには猫が。。。
確かに、猫と遊ぶと必ずくしゃみが出るとかの症状は無いので、実際「2」は大した事ないんだと実感。
まめにダイソンするしかありません。
「グーク鍋」
面白そうですね。
Ⅰ素材やⅡ素材を煮込んでⅢになる。
こんなの待ってた。
そして、グークの着せ替えも、ハンター防具的なモノもあり、なりきりモンス的なモノもあり、狩りそっちのけで、しばらくガーデンに引き籠るかも(＊≧▽≦）
F5の期待は、グーク鍋、みなもと使用制限5回、マイトレリファイン、FX強化の緩和、その他緩和、その他緩和、その他緩和（大事な事なので3回書きます）でしょうか。
冒険猫の行先は増えても、ニャカ壺とかは増えないんですね？
どうせやるなら、マイシリーズも全体的に増やすとかして欲しいですね。
プーギー服とかマイハウスの模様替えとか、アプデごとに増やしても良さそうな気がします。
小さい事でも毎回きっちりかっちり増えてますよ～的な事も大事だと思うの。
剛種防具
頭：超絶のピアスⅥ Lv7 66 剛力珠 剛力珠
胴：ウィンドディール Lv7 160 強精珠Ｇ 強精珠Ｇ
腕：カエシスFZアーム Lv7 157 剛力珠 剛力珠 剛力珠
腰：ウィンドアンダ Lv7 144 軽足珠Ｇ 軽足珠Ｇ
脚：カエシスFZフット Lv7 149 剛力珠 剛力珠 剛力珠
ｶﾌ： 耐震カフＳＡ１ ●
防御力：677 火耐性：6 水耐性：8 雷耐性：2 氷耐性：12 龍耐性：2
発動スキル
攻撃力UP【大】,龍風圧無効,見切り+3,麻痺無効,耐震+1,火事場力+2,高級耳栓,毒半減,回避性能+1,ランナー
↓クエ開始時
攻撃力UP【特大】,暴風圧無効,見切り+4,麻痺無効,耐震+2,火事場力+2,超高級耳栓,毒無効,回避性能+2,絶倫
猟団員 つらら（NPC）
猟団プーギー
名前：つらら （団の愛玩プーギー）
好物：ブタせんべい（団ボックスに大量完備）
服：厳粛な白と黒 スキル：ブーブー報酬術
効果：クエスト報酬の出る確率が少し上昇
稀に基本報酬の枠数の上限(サブ有り8枠。サブ無し・マスト10枠)を無視して、
3段目の列まで報酬が出現する。
ガンス用装備（見た目重視・改定版）
頭 猟団員の証【闘技】 大砲、天壁G、鉄壁
胴 神楽【胴当て】SP黒 大砲SP
腕 ハルバダーFYアーム 大砲、剛力、音無G
腰 神楽【腰当て】SP黒 忍足SP
脚 メランＦグリーヴ 剛力×3
カフ 研ぎ師カフPA1
防御力（爪・護符込）：620
■発動スキル
ガード性能+2、砲術王、攻撃力UP【中】、見切り+1、耳栓、回避性能+1、早食い、気絶確率半減、隠密、砥石使用高速化
見た目は即席版と大して変わりませんが、砥石高速が無いと実際話にならなかったので、砥石を盛り込みました。
脚をハルバダーにすると、色合いは良いがガーター部分があまり好きじゃないので却下。
