5日間連続小説④

ー3番ー
カッフ 「なに!どこだここ、ベースキャンプじゃない!」
ルードル「ここ見たことある!確か3番だ。」
カッフ 「俺たちベースキャンプに帰 るつもりが3番にきてしまったのか!カレアージは?!」
ルードル「きっとベースキャンプに 帰っているだろう。無事でいてほしいが」
その時砂浜の中からザザミがでで来る
カッフ 「うおっ!ルードル逃げろザザミが来た!」
カッフとルードルは逃げ惑っている
カッフ 「キャー!ランゴスタだぁー !」
カッフ 「キャー!コンガだぁー!」
カッフ 「キャー!ザザミだぁー!」
ルードル「カッフ!何処に行く!」二人は互いに逃げて離ればなれになってしまった
カッフは10番へルードルは8番へ
ー8番ー
ルードルは8番へ移動して崖へ落ちてしまうそこは洞窟だった
耳をすますと猫の声が聞こえる
ルードル「ん?猫??可愛い~。」
ルードルは猫と戯れようと駆け寄っていった
だが猫に攻撃されしかもアイテムを取られてしまう
ルードル「あっ!こら!盗むな!
あーーしかも特選キノコを!!待てぇ!」
ー10番ー
カッフは大量のザザミから逃げ回っている
カッフ「なんだここ!他に出口がな いのか!
カッフは逃げ道がなくなりザザミに囲まれてしまった
カッフ「詰んだぁーー!」
ーロビーー
ロビーではカッフたちの帰りを待ってるゲッシンがイライラしている
ゲッシン「あいつら!特選キノコごときで、どんだけ時間かかってんだ!!」
セウユー「あんなもん、秒でできる だろ!!」
ーベースキャンプー
カッフたちから離れてしまったカレアージが作戦を練っている
カレアージ「くそ!離れてしまった、何とかして二人に合流しなけれ ば、しかしスタミナがなくなった、あの時ルードルに携帯食料も全部渡してしまったからな」
カレアージはベースキャンプをくるくる回りながら考えている
カレアージ「まずはスタミナ回復しないと話にならない、もう一度1番に行って生肉を調達して肉を焼くしかない!」
作戦が決定し1番へ移動しようとしたとき上から何かが降ってきた
[ドシィーン]
カレアージ「なっなんだ!」
よく見てみると見覚えのあるシルエットだ
カレアージ「ルードル!!」
ルードル 「おっ、カレアージここにいたのか。」
カレアージ「今から二人を助けにい こうと、こうなったら作戦Mで行くしかないと、でも無事でよかった。カッフは?」
ルードル 「カッフとは3番で離ればなれになってしまった。助けに行かないと」
カレアージ「スタミナがないんだルードルに渡した携帯食料を、」
その時遠くから猫の声が聞こえてくる、だんだんルードルたちのいるベースキャンプへとその声は近づいてくる
ルードル 「ん?猫??ヤバイ!カレアージ、隠れるぞ!猫の野郎ベースキャンプまで来るのか!」
カレアージ「どうした?ルードル。」
ルードル 「とりあえず逃げろ。」
ルードルは訳がわからず呆然としているカレアージを引っ張り
支給品BOXの後ろに隠れる
二人は身をかがめ小声で話しているカレアージ「一体何があったんだ? 」
ルードル 「ベースキャンプに戻って来る前に猫にあったんだ、油断して近づいたら、猫にアイテムを全部盗まれた。身ぐるみ剥がされた」
カレアージ「アイルーか、え?!全部って携帯食料も応急薬もか?」
ルードル 「あぁ、特選キノコも全部だ」
カレアージはうなだれた
猫の声がもぅすぐそこまで来ている
ルードル 「来るぞ!」
猫たちは何やらタイヤの付いた荷台を押している
猫たちはベースキャンプに止まり荷台から乱雑に荷物を降ろす
その荷物はカッフだった
カッフはボロ雑巾のように放り投げられた
ルードル 「・・・」
カレアージ「・・・」
・・・・・・・
ルードル 「ボロ雑巾じゃないか・・ ・・・」
ルードル、カレアージ「カッフ!大丈夫か?」
カッフは何とか立ち上がり砂ぼこりをはらい
カッフ  「みんな、、、こんな形で会 えるとわ、ベースキャンプか、振り出しにもどったな」
カレアージ「とりあえず、今みんなが持ってるアイテムをすべて出そう」
カッフ  「俺は0だ、ルードルにすべて渡した」
ルードル 「俺も0だ猫にすべて取られた」
カレアージ「俺は特選キノコ2個だけだ」
カッフ  「三人合わせて特選キノコ2個・・・・」
三人   「俺たちは一体何をやってたん だ・・・・」
カレアージ「こうなったら作戦Qだ、ベースキャンプから伸びる蔦を登っていくしかない」
カッフ  「時間がない行くぞ」
カッフたちはベースキャンプから伸びる蔦を登り始めただかその途中で時間がくる
ークエスト失敗ー
ーロビーに戻りますー
ーロビーー
カッフたちが戻って来る
ゲッシン「あいつら、やっと帰ってきやがった。遅いぞ!!!」
ゲッシンの声を聞いてもカッフたちの反応はなくうなだれている
ゲッシン「おい!」
セウユー「もしかして、こいつらクエスト失敗したんじゃねぇwwwwww」
ゲッシンたちの周りにいたハンターたちが一斉に笑いだした
カッフ 「うるさい!こっちだって大変だったんだ、最強種のランポスが涌き出てきたり、猫に取られたり、詰んだり、」
ゲッシン「そんなこと言って、むなしくならんのか?」
カッフ 「むなしくなんかないわ!カス!むなしいって二度というなよ !グズ!」
セウユー「その言い方、すっげぇむなしくなってるwwwwww」
カッフたちはうつ向きながら足早に自宅へと帰っていく
その後ろ姿をバカにしたようにハンターたちは笑いながら見物している
ー2日後ー
いつものようにカッフ、ルードル、カレアージ三人は酒場で飲み会をしている
そしてまた酒場の中心でゲッシンたちが称賛されていた
ハンターA「凄い!シェンガオレンを二人で!スキル教えて!」
ハンターB「さすが!」
ゲッシン「そんなんでもない!」
セウユー「簡単だったな!」
ハンターA「いや!たいしたもんだよスキル教えて!」
カッフたちはその光景を横目でみている
カッフ  「はいはい、まただよ」
ルードル 「自分の自慢よく飽きない な」
カレアージ「まったくだ」
カッフ  「しかし、あのハンターAどんだけスキル聞きたいんだよ。」
ゲッシンたちがニヤニヤしながらカッフたちのところにやって来る
ゲッシン 「おまえら、まだ酒場で戯 れることはしてんのかよ」
セウユー 「特選キノコクエストすら まともに出来ないくせにな。」
カッフ  「うるせぇな!俺たちに構う な!」
ゲッシン 「そう言うなよ。狩りもしないのにハンターを名乗ってる奴に興味があってね。ハンターって言うからにはモンスター倒してな んぼだろ」
カッフ  「モンスター倒すだけがハンターじゃないだろ」
ゲッシン 「バカだなぁ、デカイモンスター倒すことだけがハンターだろ納品とかランポス討伐なんて下級のやつらにやらせておけばいいんだ」
ルードル 「はいはい、どんどんデカイモンスター倒してください。」
セウユー 「お前らが一生かかってもかれないやつ狩ってきてやるよ」
カレアージ「一生かかってもだと!」
ゲッシン 「どうせお前らは納品ばっかで狩りもしたことないんだろ!」
カッフ  「あるわ!ボケ!」
ゲッシン 「ほぉーだったら一緒に行ってやるから、カッフ!お前の狩りの姿見せてくれよ。それとも、俺たちが本当の狩りってのを教えてあげようか?」
カッフ  「なんだと!よぉし!行って やるよ!狩りに行ってやるよ!!」
ルードル 「あっ、バカ!のせられるな!」
カレアージ「カッフ!」
ゲッシン 「言ったな。明日の朝クエストに一緒に行ってやる。楽しみだな」
セウユー 「挑発にはすぐにのせられ るんだなww」
二人は捨て台詞をはいて酒場を後にした
カッフは挑発に乗ってしまったことを後悔している
ーその日の夜ー
カッフは自宅でうなだれていた
カッフ「あぁ、なんであんなこと言 っちゃったんだろ、明日怖いなぁ」
その時自宅の扉をたたく音がした
ーコンコン、コンコンー
カッフ「誰だ?」
扉を開けると
カッフ 「ルードル!」
ルードル「カッフ、俺も挑発に乗ってお前を煽っちまったかもしれない、ごめんな」
カッフ 「ルードルが謝るなよ、悪い のは乗せられた俺なんだ」
ルードル「ありがとう、せめてもだけど、これ受け取ってくれ」
ルードルはたくさんのアイテムをカッフに渡した
ルードル「少ないけど、こんがり肉と薬草とペイントボールとかその他もろもろ」
カッフ 「ルードルありがとう」
ルードル「明日のクエストにでも使ってくれ」
ーコンコン、コンコンー
カッフは扉を開けると
カレアージ「カッフ、」
カッフ  「カレアージ、」
カレアージ「ルードルもいたのか、酒場ではカッフを止められなくてごめんな、カッフがクエスト行くことになっちまって」
カッフ  「カレアージもありがとう」
カレアージはたくさんのアイテムをカッフに渡した
カレアージ「少ないけど受け取って くれ、アオキノコとハチミツとこんがり肉と砥石とか」
カッフ  「二人ともありがとう、明日 狩ってくるよ」
ー朝ー
ロビーではゲッシンとセウユーがカッフを待っていた
カッフはロビーへと歩いていく
カッフ  「行ってくるよ」
ルードル 「頑張れよ」
カレアージ「お前ならできる」
歩いている時幼いbrotherが話しかけてきた
兄「カッフ!ゲッシンとセウユーと一緒に狩りにいくなら凄いの狩ってくるんだね、頑張ってね!」
カッフはbrotherに不安な表情で見つめ
カッフ「ありがとう」
カッフはそのままロビーへと歩いていく
ーロビーー
ゲッシン「ちゃんと来たんだな」
セウユー「逃げなかったな。」
ゲッシン「行くぞ、着いてこい」
カッフはゲッシンが受注クエストを受けにいく
ルードル、カレアージ「頑張れよ!」
カッフはメインターゲットを見て声をあげる
カッフ「キャッ!!」
そしてカッフ、ゲッシン、セウユーはクエストへと出発した
ロビーに集まるハンターたちはカッフ一行を見送った
その中に、あの幼いbrother
兄「カッフ!」
そう言って走っていった
ークエストに出発しますー
カッフ、ゲッシン、セウユーがベースキャンプに着く
ーメインターゲット
ドスランポス一頭の狩猟ー
ゲッシン「さてと雑魚を相手にして くるか、カッフ着いてこい!」
ゲッシンたちは次のエリアへ走っていくカッフはここまで来てしまったからには、やらなければいけない
腹をくくったカッフは震える太ももを[パンッ] と一回叩き気合いを入れ
ゲッシンのあとを着いていく
ゲッシンたちはカッフたちが、あれだけ苦戦した4番を難なく通り抜けていく、それを見ながらカッフはあとを着いていき3番へとやって来た
ゲッシン、セウユーはランゴスタやザザミなど見向きもせずに9番へとたどり着く
カッフは時々襲ってくるランゴスタをハンマーで威嚇しながらなんとか二人の後を着いていく
ー9番ー
ゲッシン「よくついてこれたなカッフ!ここで待ってれば、あの雑魚も来るだろう」
セウユー「まぁ余計なやつらが居るけどな」
カッフは辺りを見渡すとたくさんのランポスがいた
カッフ 「キャッ!ランポスの巣じゃ ないか!」
ゲッシン「ドスランポスが来るまで 遊んでやろうぜ」
ゲッシン、セウユーはランポスの群れに飛び込んでいき、回転で攻撃をかわし、キックしたり石をぶつけて遊んでいる
一匹のランポスがカッフに気付き近寄ってくるカッフも負けじとそれを迎え撃つのにハンマーを構えた
カッフ 「来るなら、来い!」
ランポスがカッフに襲いかかる
なんとかカッフはその攻撃をかわしハンマーでの一撃に成功する
カッフ 「よっしゃ、もぅ一撃!!」
その攻撃はランポスにかわされ攻撃を仕掛けてきた
カッフ 「くそっ」
カッフは攻撃を受けてしまったがすぐさま攻撃しようとしたその時
カッフの背後にもぅ一匹のランポスが来ていてカッフに攻撃を仕掛けた
カッフ 「後ろから!くそっ」
その時[ズババ!]音とともにランポスが吹き飛び同時に二匹ランポスが討伐された
倒れたランポスには弓が刺さっている
カッフ 「助かった、弓ってことはセウユーか!」
セウユーがこちらをみて笑っていた
セウユーは弓使いだ
カッフ 「一撃なのか!」
ゲッシン「お目当ての奴が来たぞ!」
ゲッシンは大剣で飛びかかってきたランポスをタメ攻撃で倒した
ゲッシン「ハッハッハ!真っ二つになりやがったぜ」
カッフがゲッシンの指差す方へ振り向くと目の前に今までカッフが見てきたランポスとは大きさや風格が全く違うドスランポスがいた
カッフ 「こいつがドスランポス!」
ゲッシン「さぁいつでも倒していい んだよカッフ君」
カッフは目の前に現れたドスランポスをみて腰を抜かしそうになったが
応援してくれたルードルやカレアージのことを思いだし雄叫びを上げてハンマーを構え突出していった
カッフ 「うおぉぉぉぉぉぉ!」
カッフのハンマーはドスランポスに命中するが、カッフの攻撃ではドスランポスは怯まずカッフに反撃してきた
カッフ 「くっ!」
ドスランポスの攻撃は今までカッフがランポスから受けていた攻撃力とはまるで違った
カッフ 「ヤバァイ!回復薬!回復薬 !あっ違ぁぁぁう!薬草食べちゃった!」
ドスランポスはまたカッフに攻撃する
カッフ 「いたぁい!回復薬!」
まだ残っていたランポスに後ろから攻撃される
カッフ 「いたっ!」
前からはドスランポス
カッフ 「いたぁい!回復薬!」
後ろからランポス、前からはドスランポス、カッフは回復薬
カッフ 「詰んだぁぁぁぁ」
それを笑いながら見ているゲッシンとセウユー
セウユーがかする程度にドスランポスに弓を当てる
ゲッシン「ほら!セウユーが手助け してくれたぞ!頑張れ頑張れ、このドスランポスを討伐したら、お前のハンターランクも上がるんだぞ。
お前たち三人ではランクアップなんて当分無理だろ!強いやつを倒すんだ!ハンターはランクアップしてなんぼだろ!」
カッフ 「くっそぉ!ランクアップしてやるよ!」
カッフの回復薬はもぅ底をついていた、カッフはヤケクソになりながらドスランポスに攻撃した、セウユーの弓が効いていたのか少しだけドスランポスが怯んだ
ゲッシン「おっ、あと少しだぞ!」
カッフが一撃加えようとしたその時
・・「カッフ!!」
カッフ「えっ?!」
なんとそこにはあの幼いbrotherの兄がいた
カッフ 「なんでこんなところに居るんだよ!」
兄   「カッフの、カッフの狩を見に来たんだ!」
カッフ 「えっ!!早く帰るんだ !危 ないだろ!」
兄   「帰れって帰りかたわかんないよ!」
カッフ 「なんだって!」
ゲッシン「なんだ?あのガキ」
セウユー「なんかカッフに憧れてるガキみたいだぜ」
ーロビーー
ロビーではカッフの帰りを待っているルードルとカレアージ、その他ハンターがいた
ルードル 「まだかなぁ」
カレアージ「カッフ大丈夫かな、」
そこになにやらあわててあの兄弟の母親が駆け寄ってくる
母親   「あの子!あの子を知らない?」
弟    「お兄ちゃんどこ???」
ルードル 「え?あの子って兄か?」
カレアージ「そういえば、、、カッフがクエスト出発するとき走っていったような、、、」
ルードル 「もしかして、一緒にクエストに?」
母親は心配し泣き崩れた