ここはとあるBAR。
今日も3卓では、とあるモンスター達が酒を酌み交わしていた。
メンバーは
オオナズチ、ウカムルバス、キングチャチャブー
の三匹
オオナズチ「おい、向こうの七匹帰ったみたいだな。」
ウカムルバス「ギャーギャーうるせぇよな」
キングチャチャブー「全くだ」
オオナズチ「ギギネブラのやつ、自分の端材が出てるの知らないのか?」
ウカムルバス「誰も興味ないんだろ」
キングチャチャブー「全くだ」
オオナズチ「ドスガレだって紫鱗出てないけど、一応出演だろ。」
ウカムルバス「桃ヒレも紫鱗もない事が気に入らないんだろ。」
キングチャチャブー「全くだ」
オオナズチ「一番の問題は俺たちだろ。」
ウカムルバス「ああ。」
キングチャチャブー「全くだ」
オオナズチ「俺は三すくみだったんじゃねーのかよ。俺要らない存在?」
ウカムルバス「お前もそうだが、俺なんか対となる奴が出てんのに俺は?」
キングチャチャブー「・・・・」
オオナズチ(はっ!?)
ウカムルバス(はっ!?)
オオナズチ「すまん、チャチャブーの存在すら微塵も感じさせないよな。今作。」
ウカムルバス「そうだよな、おまえあっちのグループに行かなくていいのか?」
キングチャチャブー「ああ。気にするな。もはや涙も出ない」
キングチャチャブー「俺たち、チャチャブーの存在は必須なものと勘違いしていた。
前作でネコにも代わる存在まで大きくなり、需要があるのかと思っていた。
しかし、そうじゃなかったようだ。
今一度、ゼロからやり直すよ。チャチャとカヤンバと共にいずれ表舞台に戻る」
オオナズチ「もちろんだ。その時は俺たちもさ。」
ウカムルバス「さぁ。飲もう」
彼らの夜は終わらない。