それいけ!ファンゴ君G (5)

ボクは、究極のドスファンゴになる事を夢見て、二匹旅をしている。
また腹を空かせた青プーさんへハチミツを食べさせる為、ボク達は元いた場所へと戻ってきた。
青プーさんがハチミツを食べている間、近くのキノコが生えている所に数匹の虫を発見。
おっ?
蟻んこw
ボクはゆっくりと近づいて、その蟻んこ達の様子をうかがった。
キノコのエキスを吸っているのか、次第にその腹がプクーっと面白いように膨れ上がった。
「oiっ、コイツら腹が膨れ上がったぞ!」
「うん、オルタロスくんたちだよ♪」
へー、オル・・・オル・・・オルなんとかさんって言うのか。
ふと気付くと、滝の下に流れ着いた何かの実にもオルなんとかさんがいるが、腹の模様の色が違う。
へー、面白いなw
ボクは、オルなんとかさんの膨れた腹を牙の先っぽでツンツンと軽く突いてみた。
「あーっ、オルタロスくんをおこらせたらダメだよー♪」
え?
ボクが青プーさんの方へ振り返った瞬間、プシューっと何かがボクの顔にかかった。
ぺっ、ぺぺっ・・・酸っぱ!な、なんだコレ?!
「オルタロスくん、おこったらサンをかけてくるからあぶないよー♪」
それを先に言えっ!糞gっ!!
プスープスーとボクの頭からなにやら煙が立ち上る。
うぅぅぅぅ。
激おこオルなんとかさん達がこぞってボクへと群がってきたので、ボクらは急いでその場を逃げ出した。
さて・・・と、一通りこの孤島は制覇したようだな。
そろそろ別の地へ旅立つとするか。
「どこかこの近くでオヌヌメフィールドはあるかい?」
「ここのほかにしってるのはスナハラかなー♪」
「よしっ!じゃ次は、そこにのりこねー^^」
「ぼく、いったことないし、ハチミツもないからここでおるすばんしてるよー♪」
haっ?
何言ってるんだ、オトモのくせにっ!
haha~ん、さては怖気づいたか?
やっぱ、大したことないのな。
所詮は青プーさんww
「じゃ、ここでお別れだなっ!今までトンクスなっ!」
「うん、おみやげにハチミツまってるねー♪」
haihaiっと。
テッテレー♪
アオアシラと別れた。
ボクの飽くなき道の冒険譚はまだまだ続く。