我が実家の野良猫事情 その23

元子猫ちゃんが、とても大きなドブネズミを捕まえて、家族へ誇らしげに見せたそうです。
うん、えらいね。
特に食べる気配はなく、既に天へ召されたドブネズミを転がして遊んでいたとのこと。
彼女の狩りは立派なものです。

ところで、何かと賢い面を見せる元子猫ちゃんですが、家族の足元をうろついて、足を踏まれることが度々。
その度に「プギャッ」と痛さで鳴くようですが、そこは学習しないのね。
外へ出る時は、足元に元子猫ちゃんがいないか確認するのは必須。

母の留守中、元子猫ちゃんへのご飯を父が与えていたそうで、そんな父にも元子猫ちゃんはとても懐いています。
滅多に笑っているところを見せない父ですが、ある時、膝の上に元子猫ちゃんを乗せて笑顔を見せていた父の姿に、母は「あんな顔してるの初めて見た」と、驚いていました。
元子猫ちゃんの魔力は、どんな人にも効くようです。