我が実家の野良猫事情 その1

我が実家の倉庫で、素早い動きで走り回る小さな影を母が発見!
最初はドブネズミかと思い、「コラーッ!!」と怒鳴り声を上げたそうですが、その姿はまだ小さな子猫だったそうな。

その子猫は母に大声で怒鳴られたせいか、物陰でプルプルと身をひそめ、呼んでも全く出て来なかったそうです。
翌日……その翌日も、一向に倉庫から出ていく気配はありません。
近くに親猫や兄弟猫もいないそうで、誰かが置いていったのか、母猫に置いていかれたのか、はたまたカラスか何かに追われて倉庫へ逃げ込んでいたのかは分かりませんが、その子猫はずっと倉庫から一歩も外へ出ようとはしないそうです。

呼んでも出てこない子猫ですが、見兼ねた母が倉庫内へ餌と水を置いてみると、数時間経つ頃には餌は無くなっていて、それから徐々にその姿も時々見せるようになってきたそうです。
が、それでもまだ倉庫から一歩も外に出ようとはしない。
余程、外が怖いらしい。

お盆の数日前に発見した子猫に、お盆の帰省時に子猫を見れるかな?と楽しみで帰省したものの、知らない人が来たと子猫は隅の物陰からなかなか出て来てはくれませんでした。
それでも、物陰からチラ見している小さな顔を見ることができたので、ヨシとしておきます。
まだ生後1.5ヶ月くらいの大きさで、子猫ながらそのお顔はハッキリとした顔立ちで、将来美猫になりそうな気配の女の子。
全体的にキジトラで、部分的に茶トラのちょっと風変わりな模様。

ところで、餌は何やってるの?
倉庫内の餌置き場には、ソーセージとアジフライの欠片を食い散らかした跡が。。。
そして、ご飯にかつおぶしをかけた猫まんまをあげたら、あまり食べなかったとか。。。
ダメでしょ!!
子猫へのお土産にキャットフード買ってきておいてよかった。
今日からこれを食べさせてねと、きつく言っておきました。

それにしても、野良の母猫は人に育ててもらえそうな家を見付けると、そこへ子猫を置いていくという噂があるそうですが、はたしてそうだったのでしょうか???