試されし道 ◇結の頃◇

兄は家に戻ると、琥珀色のハイチェストの上に大切に飾られている双剣に向かった。
「マリー、もうすぐアイツがお前の所へ行くよ。ちょっと癖があるけど…根はいいヤツだから宜しく頼むよ」
剣の矛先に大きく口を開けた向日葵のような装飾が付いているその双剣は、妹の愛剣クックカッターだった。
兄はその双剣をしばらく見つめ、クックの顔に触れようとした時、遠い日の妹の笑顔が重なった。
「お兄ちゃん、今日は何を狩りに行こっか?」

試されし道 ◇闘の頃◇

この日も、兄はいつものように研究室で新規商品の開発と、既存商品の改良と両方の仕事に追われていた。
突然、研究室の扉が勢い良く開かれバタバタと騒がしい足音が、顕微鏡を覗く兄の背後に近づいて来た。
妹にしては珍しく一言も騒がないんだなと思い「今度はどうだった?」とゆっくり振り返る。
そこには妹ではなく、同僚の眼鏡男が立っていた。
が、いつもの冷静な姿からは想像も付かない程、ハァハァと息を切らし、言いたい事が声として出ない程に取り乱していた。
「なっ?!どうした?何かあったのか?」
勢い良く立ち上がったせいで、座っていた椅子が倒れた。
眼鏡男は、兄を目の前にして何か言葉を選んでいるようだったが、意を決した眼鏡男は深く深呼吸をした。
「い、いいか、よく聞いてくれっ。君の妹は今日、デュラガウアの依頼を受けたようだ」
「ほ、本当なのか?そうか…」
もはや決まっている結果を聞くまでも無く、兄は複雑な思いに深い溜息を吐きながら床へ視線を落とした。
「続きがまだある」
(?!)
「撃退はしたものの、君の妹はその場で命を落としたそうだ」
(…撃退…撃退した…撃退した……その後、何て言った?は、ははっ、何て言ったのか聞こえなかったよ…)
兄は焦点が定まらない目で床を見つめたままだった。
「おいっ!気をしっかり持つんだ」
眼鏡男が兄の両肩を激しく揺さ振る。
「…ははっ、妹が何だって?ちょっと掠り傷ができただけなんだろう?なあ?!そうだろう?!そうだと言ってくれよーーーっ!!」
兄は叫びながら床へと崩れ落ちていった。
妹の葬儀を終え、数日が経ち少しの平静を取り戻した兄は、妹が亡くなった時の様子を同僚の眼鏡男へ尋ねた。
眼鏡男が聞き得た話では、あの日、妹は一人で依頼を受注した事、そしてそれに妹を慕う後輩達三人組がこっそり付いて行った事、後輩達が高台からこっそりと様子を伺うと、最初、妹とデュラガウアは何やら話をしていた事、やがて闘いが始まったが妹が優勢だったこと、その闘いぶりに魅入ってしまった後輩達の内一人がギアノスに襲われ、闘いの場へと落ちた事だった。
それ以上は、眼鏡男がいくら後輩達に詰め寄っても、余程怖い思いをしたのか、後輩達は皆口をつぐんでしまい分からずじまいだった。
「後輩達からはかなり慕われていたようだったよ。恐らく妹さんは後輩達を庇ったんじゃないだろうか」
何故、妹は一人でアイツの所へ行ったのか?
そして何を話していたのか?
兄は浮かび上がる疑問を確かめるべく、もう二度と会うはずのなかったデュラガウアのいる塔へ向かう事を決意した。
『妹の仇でも討ちに来たか?』
久々に会ったデュラガウアの第一声に、兄は一瞬口をギュッと結んだがすぐにそれを解いた。
デュラガウアは、口調こそ以前と何ら変わりはなかったが、その体は妹が残していったのか、角は折れ、爪は削られ、尾は裂け、あちらこちらに焼けただれた傷が無数あり、見るに耐えない姿だった。
「いや、違うんだ。少し聞きたい事があって…ここに来たんだ」
『ほほう、また“道”にでも迷うたか?』
「いや、そうじゃない。妹は一人でここに来たそうだな?一体何の話をしたんだ?」
兄は、疑問をデュラガウアにぶつけた。
『それぞれの道が違うように、意もまたそれぞれというところだ』
デュラガウアは、けだるそうに横たわっていた体を起こし、兄の正面を向いた。
以前の道に迷う兄とは違い、そこには選択した道を突き進む男の顔があった。
『まあ、いいだろう。ヌシの妹の意とやらを教えてやろう』
デュラガウアは、あの日の出来事を語りだした。
あの恐怖に怯えた面影はどこにも無く、ある種の決意を目に宿した妹がデュラガウアの元へ単身で現れた。
「今日はあなたを討伐しに来ました」
『ほほう、こちらとしては感謝されこそすれ、敵意を向けられる覚えは無いのだがな』
「…確かに兄はあなたに感謝してると思います。でも私は違うっ!!」
妹はあの時、気を失っていたのはほんの一時で、兄とデュラガウアの会話を聞いていたのだった。
「私は、頭が良くていつでも優しく、何でも教えてくれた兄を尊敬し、少しでも足手纏いにならないよう、自分なりに頑張ってきた。でも、そんな自分が兄を傷つけていたなんて知らなかった…兄に疎まれる程に…」
妹は言葉を詰まらせたが、小さく息を吸い込むと話を続けた。
「兄はあの日から剣を降ろして違う道へ進んだ。でも私にはこの剣しか道がなかった…。いつか誰かがあなたを討伐しなくてはならない日がくるのも分かっていた。そしてあなたを私が…兄がくれたこの剣で討伐することで、やっと私は兄に認めてもらえることになる」
『ほほう、こちらはヌシの意の矛先になったわけだ。それにしては随分と来るのが遅かったようだがな』
「私はこの剣を極限まで強化したらあなたの元へ行こうと決めていた。それが私の決めた道!!」
妹は剣を背中の鞘から取出し、構えた。
妹が握るその剣は、確かにあの時の剣だった。
『では、こちらとしても全力でいかせてもらおう』
「そうしてもらえると私も助かります」
妹はデュラガウアに飛び掛かった。
闘いは互角だった。
が、徐々にデュラガウアの方が劣勢を強いられていた。
『くっ、小娘がっ!!』
デュラガウアは耳をつんざくような大きな咆哮をあげると、体を氷点下までに温度を下げ、その体は霜で覆われ全身が白く変化した。
それでもデュラガウアの劣勢は逆転しなかった。
デュラガウアは、自分の息が荒くなるのを感じていた。
(あの小娘もここまで成長を遂げたか…)
とその時、上から誰かが落ちてきた。
デュラガウアは最初、妹の仲間が援護に駆け付けたのかと思ったが、どうやらそうではないらしい。
妹が慌ててソレに走り急ぎ、邪魔にならない所でじっとしてろと言う。
邪魔が入ったものの、闘いは続行された。
強靱な前脚で繰り出される攻撃を妹はくるりと回避すると、デュラガウアの隙を見付けては切り付ける。
このままではおのずと勝敗は目に見えていた
デュラガウアの視界に、上から落ちてきた未熟なハンターである後輩の姿が入ってきた。
ここは一度妹の気を逸らして態勢を立て直そうとしたデュラガウアは、その後輩へと攻撃をしかけた。
妹は後輩を庇いに急ぐが、攻撃を防ぐ為の盾等持ち合わせてなく、その双剣ではデュラガウアの攻撃を防ぐ事はできなかった。
後輩の代わりに傷を負った妹。
『せめてその剣がヌシの兄のような大剣だったらな』
今までの妹は、守りを捨て、攻撃のみに集中してきた。
が、今この状況で後輩を庇いながら闘うのは正直分が悪いのも分かっていた。
「くっ!!私はそういう主義じゃないのっ」
無理に作った笑顔も傷の深さに少し歪む。
妹は、後ろで歯をガチガチと震わせる後輩をちらっと見ると「大丈夫、すぐ終わるから」と声を掛け、すぐにデュラガウアの方へと向き合った。
この立ち位置では、デュラガウアの攻撃を避けると後ろの後輩へその攻撃が当たってしまう。
かと言って左右に誘導しようにも、誘導に乗ってこなかったら意味も無い。
一気に追い詰められた妹は、一か八か、攻撃を避けずに正面からデュラガウアへと向かった。
切り掛かる妹、同時に攻撃をしかけるデュラガウア。
妹の剣とデュラガウアの前脚、リーチの差によって妹はその場に倒れた。
『その剣で後悔したであろう?』
「…いいえ、私は後悔なんてしない…この剣は…私そのもの…だ…か…ら……」
妹は目を閉じた。
その最後の笑顔は、痛みや後悔では歪んでいなかった。
『ふん…興が冷めた』
デュラガウアはその場から去っていった。
『…こんなところだ』
黙って話を聞いていた兄は、降ろしていた両腕の握り締めた拳は小刻みに震え、その目からはポロポロと大粒の涙がこぼれ落ちていた。
『よそ者に仕掛けたこちらも正当ではなかったが、如何せん我が身も大事でな』
「…いや、いいんだ、…オレは…オレも自分の事で精一杯で、マリーの気持ちなんて考えた事も無かったんだ。今ここで、…遅かったけどマリーの気持ちがやっと分かって良かったと思ってる」
『…そうか、それはこちらの荷も少しは軽くというものだな』
しばらくの静寂があった。
『では少し一人にしてもらえると有り難いのだが…何、少々眠りを取りたいのでな』
「…あ、ああ、分かったよ…もうお前の邪魔はしないさ」
兄は「おやすみ」と、最後の挨拶をして帰って行った。

試されし道 ◇道の頃◇

あれから数年が経った。
兄はギルドの開発部で、支給品等のアイテム開発に勤しんでいる。
あの日、兄は背中から大剣を降ろした。
ギルドで働き始めた当時は、出版部で図鑑や地図等の書物類を発行・編集・整備する仕事だった。
もちろん、意図的に地図へ記載しない場所についても上司と激しく討論したが、ギルド側の意見に少々不満を残しながらも納得せざるを得なかった。
「えっと、アルビノエキスはこれぐらいで…」
今日も研究室に閉じこもり、新商品の配合実験をしていた。
すると、勢い良く研究室の扉が開く。
「お兄ちゃん!!ちょっとどうなってんの?!あの爆雷針・改、置く前にバチバチくるんですけどっ?!」
兄が顔を上げると、そこには怒り心頭の少々焦げかかった妹の姿があった。
妹はいつも、兄の研究の実験体いや、協力をしていたのだった。
「使い方を説明しようとしたら、ろくに聞かずにここを飛び出して行ったじゃないか。アレの使い方は…」
「もう分かってるわよ、三つ目使う頃には理解しましたっ」
さすが我が妹というところか。
兄はぷっと吹き出すと、プンプンしていた妹もつられて笑った。
爆雷針・改の改良について、兄妹はああだこうだと議論をしていると、研究室の扉が静かに開いた。
知的な雰囲気を醸し出す、いかにも研究員風の眼鏡をかけた男が一人、研究室に入ってきた。
「おや、これはこれはマリー殿ではありませんか」
「あっ、こ、こんにちわっ」
「うーむ、ここは一般人立入禁止なんですがね?」
「むっ、私は一般人じゃありませんっ!こちらのご立派な研究の実験体ですっ!!」
「くっくっ、そうでしたね。おや?何かこう芳ばしいこんがり肉のような香りが漂ってますね」
眼鏡の男は、妹の傍をくんくんと何やら匂いを嗅ぐ仕草をしてみせる。
妹はこの男が苦手だった。
多少の嫌味口調も然ることながら、理解不能な専門用語を並べ立てて会話しようとするので、なるべくこの男とは関わり合わないようにしていた。
「むうっ、じゃ、お兄ちゃん、改良終わったら教えてっ。私は次の依頼で残りの爆雷針・改使ってくるから」
「ああ」
兄は軽く右手を上げて妹を見送りながら、改良案が思いついたのか、何やらブツブツ言いながらノートに配合式を書き急ぐ。
「ははっ、頼もしいですねぇ。次はコゲ肉と化さない様にお願いしますよ」
「次は生肉で帰還しますので、ご心配には及びませんっ!」
妹は男に嫌味を込めて敬礼すると、勢い良く研究室を飛び出して行った。
「くくっ、日に日に君の妹君は逞しくなっていくな」
ペンの走りを少し緩めた兄は微笑んだ。
「うん、我が妹ながらオレもそう思うよ」
妹は心強い仲間達にも恵まれ、受注する依頼はどんな悪条件でも全てソツ無くこなす上、今では妹達パーティーの狩りの腕前が、ギルド内でも少し有名になってきているのが兄にとっては、とても誇らしかった。
「しかし、妹君はいつ見ても双剣を背負ってるけど、他の武器は使わない主義なのかい?」
「うん、前にオレも同じ事を聞いたんだけど、他の武器は性に合わないらしく、使い慣れた双剣の方が動き易いって言われたよ」
そう話す兄の顔は、なんだか少し照れ臭そうだった。
「うん?何だ何だ?その顔は~?」
兄は、昔にハンター祝いとしてプレゼントした双剣を、今でも大事に強化し続けて使ってくれている事が何よりも一番嬉しかった。
「…ところで、妹君はいまだ例の依頼を受けてないのかい?」
眼鏡男は、真顔で兄へ問いを投げかけた。
「ん?あ、あぁ、デュラガウアか…まだ…みたいなんだ」
眼鏡男は、今の兄にとっては同僚であると共に、唯一、腹を割って話せる親友とも言える関係にいた。
そして、数年前の出来事や、あれから妹がデュラガウアの話を一切しない事、ましてやデュラガウアの依頼を意図的に避けているように思える事を兄は眼鏡男へ打ち明けていたのだった。
今、兄がこうして充実した日々を送っていられるのも、あの日、デュラガウアと出逢ったのが大きな分岐点になっている。
兄にしてみれば、デュラガウアに対しては感謝の意でいっぱいだった。
だが、妹はどうだろうか?
一太刀入れるどころか、何も出来なかった事を今でも悔やんでいるのだろうか?
しかし、今の妹、いや、妹達のパーティーならデュラガウアに挑んでも互角か若しくはそれ以上に闘えるはずだ。
なぜなんだ?
「ま、時が来ればその内デュラガウアの依頼を受けるさ。今はまだ何か思うところがあるんだろう、君のマリー殿は」
眼鏡男の声でふっと我に返った兄は一言「そうだな」とだけ言い放った。
デュラガウアの依頼は受注される事はあっても、皆ことごとく失敗に終わり、いまだかつて討伐されていない。
心のどこかで、正直ホッとする思いと、いずれ討伐されるならばせめて妹以外の手で、と複雑な思いが交差した。

試されし道 ◇伽の頃◇

『この世界に生きとし生ける者は、皆、それぞれ得手不得手があると云う』
デュラガウアは、ある昔話を話し始めた。
 ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇
ある所に色々な種類のモンスター達が集まった。
目指す終着点はただ一つ、日暮れまでにそこへ向かって競争しようという事になった。
但し、そこに辿り着く迄の道筋は、それぞれ弊害があるものの自由に道を選択できる。
泳ぎが達者なガノトトスは滝のある川を進み、持久力に自信があるゲリョスは距離が遠くとも平坦な道を進み、力が自慢のラージャンは距離が短いが道のあちこちに大きな岩が塞いでいる道を進み、飛行能力に長けたリオレウスは激しい向い風が吹く空へと進んだ。
其々が各々の得手を理解し、其々が道を選択し、そして皆一斉に進み始めた。
やがて、途中で他の道の方が楽そうだと道を変えたが迫り来る弊害に対処できなかった者や、己の得手を履き違えた者、道を選択できずに進む事さえできない者、途中で道に迷い始める者達は皆、脱落していった。
日が暮れる頃、終着点にボロ雑巾のような姿になった最後の一匹が辿り着くと、迎え出た皆もまたボロ雑巾のように体中がボロボロだった。
そして、到着した順位等は関係なく皆互いに称えあったという。
賞賛に値したのは、自分達で決めた目標地点までに費やした時間ではなく、到着する事そのものにあった。
自らの得手不得手を理解した上で、自らが突き進んだ道を信じて進み続ける。
結果としていくら時間がかかってたとしても。
 ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇
『所詮、昔話だ。こちらには“不得手”というモノは生憎と存在しないがな。万が一、“不得手”が存在するとすれば…』
デュラガウアは、妹とその手に握られている剣をちらりと見た。
『ふふん、まぁよい。時として、ヌシの前には幾本の道が見えるのやら』
沈黙を守ったままデュラガウアの話を聞いていた兄は、静かに言葉を発した。
「オレには…いや、オレはまだそのスタート地点にも到達してないさ」
『剣を握る者やら、剣を握る者を支援する者、まぁヌシに相応しい“道”がその内見付かるといいがな』
デュラガウアは笑っているのだろうか、無数の鋭い歯が剥き出しで凶暴極まりないその風貌は、お世辞にも長時間凝視していられる姿ではなかった。
兄は色々な思いが交差するが、今ここで考えても仕方が無いと思い、取り敢えずは妹の手当が先だとデュラガウアに帰る道を尋ねた。
『さあな。恨むなら整備不備なギルドを恨む事だな』
「そっか…」
兄はふっと溜息を吐くと、妹をそっと抱きかかえる。
そして自分のポーチからモドリ玉を取り出した。
「…たぶんオレとはもう二度と会う事は無いと思うが、万が一この先…妹がここに来た時にはお手柔らかに頼むよ」
『ふん、二度目は無いと言ったはずだ。こちらも全力でいかせてもらう』
兄はモドリ玉を勢い良く地面へ投げ付けた。

試されし道 ◇意の頃◇

『及第点だな』
妹と二人、幸せだった日々の映像がプツンと途切れた。
兄は徐々に目を開け、ゆっくりとデュラガウアの顔を見た。
「…い、今何て…?!」
『及第点だと言ったのだ、二度同じ事を言わせるな』
「な、何なんだよ一体?」
『何、単なる気紛れだ』
「…気紛れ…って…、気紛れで妹を襲ったのか?!」
『急所は外したつもりだがな』
「二度目にはオレごと…直撃だったんだぞ?」
『二度手を緩める気は無いのでな』
「い、一体オレ達が何をしたって言うんだよ?!」
『…ヌシの意とやらを確かめたくなってな』
「オレの?…今までオマエになんて会った事もないのにか?!何が気持ちを確かめるだよ?オレの何を知ってるって言うんだよ!!」
兄は、今のデュラガウアに敵意が無い事が分かったが、妹が気を失う程のこの状況、ましてや、自分の心の奥にあるモノを見透かされたような気がして、剣を握る手に力が入る。
『くくっ、こちらは随分と前からヌシ等兄妹を知っているがな』
デュラガウアは、今いるこの場所を休息の場として以前から使用していた事、兄妹達が塔で仲睦まじく狩りを楽しんでいるのをこの場所から感じ取っていた事、ギルドが設置した岩を壊した事を説明した。
「ギルドが設置?…ギルドはこの場所の事を知っていたのか?」
『ああ、ヌシ等ハンターには知らせてなかったのか。でもまぁ、あの岩があったお陰で、こちらとしても小煩いハンターやら雑魚やらが現れなくて大層静かに休息する事ができたのだ。まぁなんだ、岩を壊した後に妹だけじゃなく、ギアノスのコワッパまで落ちてくるとはな』
くっくと笑うデュラガウアを余所に兄は、ギルドがこの場所を知っていながら地図に記載せず、寧ろこの先には何も無いと思わせるかのように岩で塞いでいた事を不信に思ったが、それは後回しにした。
『…小娘の方は、少々無鉄砲な所はあるが、狩りの腕が格段と上達してきたようだな。一方、ヌシは観察力や分析力は優れたモノを持っているようだが…』
「っ?!それ以上言うな!…それ以上は…自分でも…分かってる…」
デュラガウアの話す内容が図星だっただけに、これ以上惨めにはなりたくなかった。
兄と同期の連中は、とっくに上位クラスの依頼を受ける立場まで昇りつめている。
ましてや妹にまでも追い越されそうな勢いだ。
兄はちらっと背中にもたれかかっている妹の様子を伺う。
まだ気を失っている事を確かめると、デュラガウアへと向き合う。
「確かにオレは…妹を疎ましいと思った。同期だけでなく、妹にまで置いて行かれる気がしてならなかったんだ」
兄は緊張した肩を落とし、剣を握る手を少し緩めた。
「いや、違うんだ、・・妹達は何も悪くない。・・オレが勝手に妹達を妬んでいるだけなんだ。たった一人の妹を妬むだなんて・・」
兄は、相反する二つの思いに苦悩の表情を見せた。
『その剣は、ヌシにとって荷が重すぎるのやもしれぬな』
(?!)
緩めたはずの大剣を握るその手に思わず力が入る。
「オレにハンターを辞めろと言うのか?!」
ハンターになって三年、今更生き方を変えるだなんてそんな事はただの一度も考えた事が無かった。
「オ、オレは…今まで真面目にハンターの仕事をこなしてきたし、同期の連中のように腕の方はまだまだだけど、それなりにやってきたんだ」
『くっ、それなり…な。ヌシの言う“それなり”がヌシの限界か?』
兄はぐっと口をつぐみ、何も言葉が出なかった。

試されし道 ◇猛の頃◇

どこからともなく激しい咆哮が辺りに響いた。
ギアノスは、身を軽く捻って襲撃態勢から警戒態勢へと移行し、妹とは逆の方向を向きながら、身を低くして威嚇しだした。
妹は、激しい咆哮での耳鳴りが解けると、まずは急いで双剣を手にした。
薄い靄が晴れていく中から姿を現した咆哮の主は、全身を深い緑の鱗で覆われ、当たったら一溜まりも無いであろう強靱な尾、獲物を引き裂くには充分過ぎる爪を持つ発達した前脚、剥き出しになった無数の歯がいかにも狂暴なモンスターの類であることが一目見て分かる。
妹にとっては極めて不利なこの状況下で、初めて目にするモンスターに言葉を失った。
ギアノスは、圧倒的な強者の威厳を放つモンスターに対して自分の置かれた立場を即座に理解したようで、出口を求めて妹の傍から足早に逃げようとした。
が、その瞬間、一息から繰り出される氷ブレスが逃げるギアノス直撃した。
ギアノスは勢い良く吹き飛ばされ、崖の壁にその体を激しく打ち付けた。
地面へとゆっくりずり落ちたその体はピクリともせず、カッと見開いた目と口が妹の恐怖心を更に掻き立てる。
強者は、ゆっくりとその顔を妹の方を向けた。
妹は地面の上で両手に握っている双剣を更に力を込めて握り締めたが、剣先は互いに明後日の方を向いたままで、剣を握っているのがやっとだった。
「……お…お兄……」
思うように声も出なかった。
今まで兄と色々なモンスターを狩猟し、経験も浅かったせいか、幾度か窮地にあう場面もあったが、今この状況に比べると造作もない程度だった。
荒くなった呼吸を何とか抑え、妹は叫んだ。
「…お…お兄…ちゃん……お兄ちゃん助けてえーーっ!!」
兄は、ギアノスが気付くよりも先に高い位置から強者の姿を視認した。
(あ、あれは何だ?
いや、見たことがあるぞ。
確か、モンスター図鑑に載っていた……デュラガウアだ!
どうしてこんな所に?!
図鑑ではまだ生息地不明になっていたはず…
いや、それよりも何とか妹を助けないと…
嗚呼、アイツを足止めする罠か閃光玉があれば…
今日は大型モンスターの依頼じゃなかったから持ってきてないじゃないか…
ん?ちょっと待てよ…
確かアイツは…
そう!炎が弱点だったはず!
妹の双剣は炎属性だ!
なんとか一撃入れてアイツが怯んだ隙に何か策を…
ダメだダメだダメだっ!!
妹は今、ろくに立つことすらできないんだ!
そんなんで、どうやって一撃入れるんだよ!
オレがなんとかしなきゃダメなんだ、オレがなんとか…)
様々な思考が兄の脳裏を飛び交う内に、ギアノスがデュラガウアによって一撃で倒されてしまった。
(!!)
そして妹からの悲痛な叫びに兄は一瞬、思考が止まってしまった。
デュラガウアは、大きく息を吸い込むと妹目がけ、氷のブレスを吐き出す。
吐き出されたブレスは風向きで軌道がずれたのか、妹の頬を軽くかすめた程度だった。
が、氷の風は想像を絶する程温度が低く、頬に当たった部分は瞬時にして凍傷になった。
妹はその痛みよりも、死を予感したことで身動き一つ取れずにいた。
二撃目を繰り出そうと、再びデュラガウアが大きく息を吸い込み始めた時、妹の前に人影が飛び込んできた。
漸く意を決した兄が、高所から飛び降りたのだった。
余りにも高すぎる所からの着地に下半身はビリビリと衝撃が走ったが、直ぐ様、背中に背負っていた身の丈よりも大きな大剣を目の前の地面に突き立てて盾とした。
「マリー、オレの後ろから離れるなよ!!」
目の前に現れた兄の姿にほんの少し安堵したのか、妹はうんと言ったまま兄の背中にもたれかけるようにそのまま気を失ってしまった。
二撃目のブレスは、盾代わりにした大剣を直撃し、あまりの衝撃に、地面に突き刺さった大剣ごと兄達は後ろへと押し込まれた。
「くっ!」
(…これまでか……)
大剣を握る拳に兄は額を擦り付け、目を瞑った。
走馬灯のように、妹と過ごしてきた日々が頭の中で駆け巡る。

試されし道 ◇墜の頃◇

「んー、あっ、なんか下りれそうだよ?ここ」
岩のあった場所に近づいた妹は下を見下ろした。
「ちょっと待て!今地図見るからまだ下りるなよ!」
そう言いながら兄はポーチから急いで地図を取り出し、現在地を確認した。
が、岩があった場所から先の部分は何も存在していないかのようだった。
(地図に載っていないということは、この先はまだ誰も行ったことが無いということか?そんな危険なエリアに立ち入ったら…)
と、兄が地図を見ながら考え込んでいた時、崖下を覗き込む妹の背後から、倒したはずのギアノスが襲い掛かる。
「キャーーーッ!!」
妹は、ギアノスが飛び掛かった衝撃で、ギアノスもろとも岩のあった場所から向こう側へと落ちていってしまった。
「マリーーー!!」
兄は地図を放り出し、妹が元いた場所へ駆け付け、落ちていった先に向かって妹の名を叫び続ける。
「マリーっ、マリーっ、返事しろーっ!!」
見下ろすと、かなり下にはどうやら広いエリアが存在するようで、妹の姿と一緒に落ちたギアノスが横たわっているのが辛うじて見えた。
妹は落下の衝撃で気を失っているのか、微動だにしなかった。
一方、ギアノスはしばらくして気が付いたようで、ピョンと跳ね起きると、ギアノス自身初めて目にする風景に辺りをキョロキョロと警戒している。
まずい、いくらギアノス一匹とは言え気を失った妹が襲われたら大変な事になってしまう。
そこには下に降りられるような梯子やましては階段なんて都合が良い物も無かった。
そうだ!
少し先に行ったところに、上に登るのに使用されるツタがあったじゃないか!
あれを切ってくれば…
いや、だめだ。
あれだと長さが全然足りない。
ギアノスが妹に気が付く前になんとかしなくては…。
まずは妹を起こすのが先だ。
「マリーっ!マリーっ!起きるんだーっ!!」
兄は妹の名を呼び続けた。
上から聞こえてくる声に先に反応したのはギアノスの方だった。
声のする上の方角を見るギアノス。
自分から遠く離れた位置にいる兄を確認するも、そこへ辿り着くすべはない。
兄に興味を失ったギアノスは、回りを見渡した。
少し離れた所に妹が倒れているのがギアノスの視界に入った。
首を傾げて妹の様子を伺うギアノス。
動く気配が無いと悟ると、キシャーっと軽く声をあげ、妹のそばに近づいた。
ギアノスが妹に近づくのが見えた兄は、
「マリーっ!マリーっ!早く起きろーっ!!マリーーーっ!!」
と更に声を張り上げて叫んだ。
「…う……うっ…」
遠くから自分を呼ぶ声が微かに耳の奥に響いてきた妹は、薄く瞼を開けた。
見慣れない景色が目に入り込んできたが、目の前に迫ってきたギアノスの姿を認識した妹は、はっと立ち上がろうとした。
が、落下した時の衝撃でどうやら足を挫いてしまったようだった。
「…くっ……」
その場に座り込む妹は、目の前で軽く威嚇の声を上げるギアノスに抵抗するべく、背負っていた双剣を取り出そうとした。
「…ない?!」
背中にあったはずの双剣は、落下した時に妹と少し離れた場所へ落ちていた。
ギアノスを一睨みすると妹は、四つんばいで地面を這い、急いで剣のそばへ向かった。
弱者をなぶるような目付きでゆっくりと妹を追うギアノス。
もう少しで剣に右手が届ここうとした時、ギアノスは待ちきれんばかりに妹へ襲い掛かった。

試されし道 ◇始の頃◇

「…お…お兄…ちゃん……お兄ちゃん助けてえーーっ!!」
今から半時前。
「お兄ちゃん、先に行ってるねっ」
「あっ、お、おい、ちゃんと準備してから行かないと…」
キャンプ地から足早に駆け出す妹を目で追いながら急いで支給品の整理をする兄。
妹は今年、ハンターになったばかりの新米ハンターだ。
三つ上の兄は、そんな妹を色々な場所へ連れて行き、実践での狩りや、どんな場所で何が採れるかなど、自身の持ち得る知識を余すことなく教えていた。
活発で好奇心旺盛な妹は、持って生まれた天性なのか狩りの上達がとても早く、失敗を恐れず、“まずやってみるね”が口癖の考えるよりも体が先に動くタイプだ。
一方、兄は何事も調査した上で実行に移す慎重派で、知識だけは豊富だった。
が、考え過ぎて行動が一歩遅れてしまうこともしばしばあった。
また、妹思いな反面、最近狩りの腕前が自分よりも勝ってきた妹に対し、若干ではあるが何かいい知れない思いを感じてきたのも事実だった。
今日訪れた塔は、実は以前にも何度か兄妹で来ていたが、妹がいたく気に入ったようで、妹からせがまれてまたここ来る事になってしまった。
準備が整った兄は、キャンプ地を抜け出し、ゆっくりと妹の後を追う。
妹の居場所は検討が付いている。
橋を渡った先を下りた雷光虫が漂う小部屋だ。
やはり女の子というところなのか、幻想的な雰囲気が妹にとって塔の魅力の一つになっていた。
空中漂う雷光虫と戯れる妹を見付けると、先に行くぞと足早に小部屋を抜ける兄を「あーぁ」と溜め息つきながら追い掛ける妹。
部屋を抜けた先の拓けた場所には、眼下に見渡す限りの広大な湿原が広がり、まさしく絶景の穴場があった。
妹はここから見える景色が一番のお気に入りだった。
恍惚の表情で景色を眺める妹。
「お兄ちゃん、いつかあの湿原に行ってみたいね」
「あ、あぁ」
兄は、ギルドからの発注エリアにまだ湿原が許可されていない事を知っていたが、妹の夢を壊したくないという兄心からか適当に相づちをうった。
妹につられ、景色に見入っていた兄に背後から何者かが忍び寄る。
ペッ
「あっ!!」
ギアノスに氷液をかけられた兄は、体にまとわり付いた氷で思うように身動きが取れない中で、氷を払おうと必死にもがいた。
「あははっ」
それを横から見ていた妹は、雪だるまのよう姿で体を揺さ振る兄が可笑しくてたまらなくなった。
「おいおい、笑って見てないで手伝ってくれよ」
ごめん、ごめんと、妹は笑いを堪えながら剣の鞘で兄にまとわり付く氷の塊を割ってやった。
湧き出てくるギアノスを退治し終わると妹は、
「んじゃっ、メラルーと遊んでくるね」
と、一人で奥へ走って行ってしまった。
妹が最近ハマり出したのが、メラルーとの物取り合戦だ。
いつもは妹の勝利に終わり、メラルーから巻き上げたスタンプとやらを密かに溜め込んでいる。
たまに逃げたメラルーが落としていったポーチも、きっちりと持ち帰り、中を覗いてはニヤニヤしていた。
中身を聞いても、
「これは男子禁制の秘密のポーチなの」
と言うが、落としたメラルーが雄だったとしてもか?との疑問もよぎるが兄にとっては別段、興味も無いところなので敢えて突っ込まずにいた。
物取り合戦に巻き込まれたくなかった兄は、戻ってくる妹を手前の広場で採掘をしながら待っていた。
「ただいま~」
勝者の笑顔で妹が戻ってきた。
「あれ?あれれ?」
何かに気付いた妹。
「ここって、いつもでっかい岩で塞がれてたよね?なんで岩が無くなってるんだろう?」
採掘していた兄は後ろへと振り返り、岩のあった場所へ目をやると、確かにいつもは真っ黒い大きな岩がそこにあった。
しかし、よく見ると、岩が丸ごと無くなっているというよりも、何かの衝撃で粉々に砕けたらしく、辺り一面には黒く小さな石ころと化した破片が散らばっていた。

防具

<色が違うだけなのに、名前まで全然違う、、、
もう何がなんだかわかんない・・・>
<そんな貴方に贈る見た目関連MAP>

しろねこ服(白)/課金・キット
 ┃
 ┣━くろねこ服(黒)/機器購入特典
 ┃
 ┣━あかねこ服(赤)※あかねこの記憶
 ┃
 ┣━きんねこ服(金)/課金・キット
 ┃
 ┗━ぎんねこ服(銀)/課金・キット
スマート(白黒)/書籍購入特典
 ┃
 ┣━ブートアップ(緑)/キャラ追加サービス特典
 ┃
 ┣━エクストラ(青)/エクストラコース特典
 ┃
 ┣━エアリアル(桃)/書籍購入特典
 ┃
 ┣━ユウェネス(白青)/書籍購入特典
 ┃
 ┣━ロジウェア(黒赤)/機器購入特典
 ┃
 ┗━キューラー(白水)/Nコース特典
ノワール(黒)※黒星鉄
 ┃
 ┣━ルージュ(赤)※思い出のかけら
 ┃
 ┗━ブラン(白)※白星鉄
アスール(青)※ギルドエンブレム
 ┃
 ┣━メラン(黒)※誰かの王冠
 ┃
 ┗━ハーヴェスト(白)※収穫のコイン
エクエス(白)※祭典の思い出
 ┃
 ┣━ストレガ(黒)※祭典の思い出
 ┃
 ┗━クラージ(赤)※祭典の思い出
ソルダート(白)※イベント補助券
 ┃
 ┣━シュッツ(赤)※猟団チケット
 ┃
 ┣━ウィダ(黒)※祭典の思い出
 ┃
 ┗━アスハルテ(金)※ギルドメダリオン
ルディア(緑)※イベント補助券
 ┃
 ┣━クラフト(青)※チカラの証
 ┃
 ┣━ヒメロス(赤)※剛閃の宝玉
 ┃
 ┣━ブレシス(黒)※破撃の宝玉
 ┃
 ┗━カリエン(白)※穿突の宝玉
========================
ブースターパックは、まだわかりやすいです。
色違いは、同パック内でのみ存在。
他には関連しません。
ブースターパック
・(BP1)ヒプノルータ⇔ヒプノリア
・(BP2)エス・クェラ⇔エコール
・(BP3)ガンズ⇔アグリア
・(BP4)フォーヴ⇔ティーア
・(BP5)ミューズ⇔ディクト
・(BP6)クリュス⇔スタリナ
・(BP7)ルース⇔
========================
ここからは、もう・・・
課金でしか手に入らないと考えて構いません。
なんとなくですが、
(オリジナルキット/パッケージキット)&Nコース&TP
で構成されるのではないでしょうか。
・・・名前がガラリと変わるのは。。。
リアン(青・黒・赤)/課金・キット
 ┃
 ┗━アミティエ(白赤)/Nコース特典
クロムメタル(黒)※倉庫(全身無)
 ┃
 ┣━ホワイトメタル(白)/課金・キット
 ┃
 ┣━ゴシックメタル(黒)/VISAサービス特典
 ┃
 ┣━(赤)課金・ターボパック1
 ┃   ┃
 ┃   ┣━プロクス(剣士全般)
 ┃   ┃
 ┃   ┣━クレネス(ランス)
 ┃   ┃
 ┃   ┣━スィーニ(状態異常)
 ┃   ┃
 ┃   ┗━グラース(ガンナー)
 ┃
 ┗━(青)課金・ターボパック1
     ┃
     ┣━フォルトゥ(報酬)
     ┃
     ┣━ファキル(ガンランス)
     ┃
     ┣━バラバン(笛)
     ┃
     ┗━スフェラ(弓)
プロミス(白・金・桃・水)/課金・キット
 ┃
 ┣━(紫)課金・ターボパック1
 ┃   ┃
 ┃   ┣━フィデル(剣士全般)
 ┃   ┃
 ┃   ┣━ファクト(ランス)
 ┃   ┃
 ┃   ┣━シュロス(状態異常)
 ┃   ┃
 ┃   ┗━アエトス(ガンナー)
 ┃
 ┗━(橙)課金・ターボパック1
     ┃
     ┣━ヴェルス(報酬)
     ┃
     ┣━フラント(ガンランス)
     ┃
     ┣━セリュー(笛)
     ┃
     ┗━ウェネス(弓)
シャラン(緑・白・紫・青)/課金・キット
 ┃
 ┣━ルクス(桃)/Nコース特典
 ┃
 ┣━(赤)課金・ターボパック2
 ┃   ┃
 ┃   ┣━アセルス(剣士全般)
 ┃   ┃
 ┃   ┣━スクラ(ランス)
 ┃   ┃
 ┃   ┣━ファルム(状態異常)
 ┃   ┃
 ┃   ┗━ディゼル(ガンナー)
 ┃
 ┗━(橙)課金・ターボパック2
     ┃
     ┣━スディブ(報酬)
     ┃
     ┣━フィブラ(ガンランス)
     ┃
     ┣━リガス(笛)
     ┃
     ┗━ミーツエ(弓)
ゴルト(黒)/課金・キット
 ┃
 ┣━(赤)課金・ターボパック2
 ┃   ┃
 ┃   ┣━ウルバヌ(剣士全般)
 ┃   ┃
 ┃   ┣━マグヌス(ランス)
 ┃   ┃
 ┃   ┣━ソレルス(状態異常)
 ┃   ┃
 ┃   ┗━パルフェ(ガンナー)
 ┃
 ┗━(青)課金・ターボパック2
     ┃
     ┣━アスティ(報酬)
     ┃
     ┣━アガトン(ガンランス)
     ┃
     ┣━ランプロ(笛)
     ┃
     ┗━ソフィス(弓)
イクス(白・黒・赤・青)/課金・キット
 ┃
 ┣━トランス(青)/Nコース特典
 ┃
 ┣━(緑)課金・ターボパック3
 ┃   ┃
 ┃   ┣━ヴィン(溜め)
 ┃   ┃
 ┃   ┣━ヴァンデ(ガンランス)
 ┃   ┃
 ┃   ┣━デスモ(双剣)
 ┃   ┃
 ┃   ┗━ミクス(ガンナー)
 ┃
 ┗━(黒)課金・ターボパック3
     ┃
     ┣━ウーズィ(火力)
     ┃
     ┣━レガーメ(万能)
     ┃
     ┣━ノット(餓狼)
     ┃
     ┗━ラソス(精密)

上皮は霞

こんにちわ、
カリケシでナズチとボルボロスを引き当てしまったJUBIAです。
本日はオオナズチに行ってまいりました。
ラスタと二人、狙うは上皮のみなので、頭と尻尾を諦めてライトボウガンにしました。
ラスタがナズチの元へと誘導してくれるので、ラスタを生け贄に拡散祭りです。
終始、姿が見えない状態に程よい緊張感で、集中力もなんとか維持できました。
そして、なんと!ラスタが尻尾を切ってくれました。
グッジョブ!!
しかし、尻尾が切れたと言うのに、ここからが長い。
拡散切れたからでしょうか。
そして上位なのに、ただの皮が多い事多い事。
やらせるねぇ(;’д`)
あと9枚地道に稼ぎたいと思う昼下がりでした。