我が実家の野良猫事情 その33

<2017年、12月>
二度目の冬を迎えた元子猫ちゃん。
深夜に母がトイレで起きると、なにやら裏口から元子猫ちゃんの鳴き声が……。

裏口の扉を開けて、母が元子猫ちゃんに「倉庫で寝なさい」と言っても、元子猫ちゃんは激しく鳴いていたとか。
何かおかしいと思った母は、その日、風がとても強い日で、もしかしたら倉庫のシャッターが閉まってしまったのかしら??と思いつつ、倉庫へ向かうと案の定、シャッターが完全に閉まっていたようです。
いつもは元子猫ちゃんが自由に出入りできるよう、シャッターは少しだけ開けていたのですが、あまりに強風だった為、シャッターが閉まってしまったのでしょう。

シャッターを開けると、元子猫ちゃんはすぐに中へ入っていったそうですが、もし母がトイレに起きなければ、あの強風で寒い中、元子猫ちゃんは野宿しなくてはなりませんでした。
よかったね、気付いてもらえて。