3卓談義 レア素材編

ここはとある酒場。
今日も3卓では、いつも仲良し4人組のハンター達が酒を酌み交わしていた。
A「ねぇねぇ、私、あと天廻龍の光玉が一つ必要なんだけどー、全然入らないんですけどーっ!」
B「おっ?俺の必要な玉は、ゴアの闇玉が一個だぜ?」
A「そーなんだー。私、これがないとこの武器強化できないんだけどー、あのオヤジ、まけてくれないんだよねー、ケっチィよね?」
C「あのオヤジさんは職人気質だから、素材が足りなくて劣化した物を作るのは性に合わないんじゃないかな?」
D「フフフっ」
B「ってか、狩っても狩っても玉が出ねぇってことは・・・アイツら雌って事か?」
A「やだぁー、エッチぃ♪」
C「うーん、まさか狩りをする時に、尻尾を持ち上げて確認することなんてできないしね」
D「フフフっ」
C「僕は、雌火竜の逆鱗が足りないんだけど、逆鱗って言うぐらいだから、怒りの時に討伐しないとダメなのかな?」
A「えー?そんなの関係あるのぉー?」
B「俺もジンオウガの逆鱗ほすぃー」
D「フフフっ」
B「おいっ、Dは何か欲しいレア素材あんのか?」
D「フフフっ、私はですね、濃縮重甲エキスがあと三つばかり・・・」
A「えっ?私5個持ってるよぉー♪」
B「あー、俺も3個位ならあるなぁ」
C「あっ、僕も確か5個ぐらいあったかも」
D「・・・フっ、私だけ・・・ですか・・・フフフ」
B「あー、あれじゃね?センサーってやつ!」
C「あぁ、あるよね。何故か欲しい人には出ないっていう」
A「そんじゃぁ、欲しくないっ!!って思いながら狩りをすれば出るのかなぁ?」
C「くすっ、でも心のどこかで「欲しい」って思っちゃうよね?」
B「俺には無理だなっ!ぜってー手に入れてやるっ!!て思うぜっ」
D「フフフっ」
D「実は、私にはまだまだ必要な素材が沢山あるんですよ、フフフっ」
B「おっ?なんだ?言ってみろよ」
D「上質な腹袋と甲虫の大顎が5個ずつなんですけどね、フフフっ」
A「ぜーんぶ、虫じゃないっ?!」
C「それって・・・結構、取るの大変だよね?」
B「ってか、Dの武器とか防具って・・・もしかして全部虫素材?」
D「フフフっ」
ABC「よくそんなんで戦ってるね(な)っ?!」