とある勇者の風景

ぐはっ!!!
「くっそ!俺の力だけではこの世界を救えないのか!」
「勇者ひろゆき様ここは一時撤退を!」
ひろゆき「サラミ!わかった!」
「おいおい!逃げるなんて、ひろゆきらしくないな」
ひろゆき「その声はオニオン!来てくれたのか!」
「今まで頑張ってきたんだろ!」
ひろゆき「マッシュルーム!も!」
「まったく俺がいないとダメなんだな!」
ひ「アンチョビ!!」
「俺も忘れてもらっては困るぜ!」
ひ「ソーセージ!!」
「風は俺たちに吹いてるな!」
ひ「ピーマン!」
「大魔王という奴を倒せばいいんだろ!」「ハーブチキン!」
「今日も酒がうまいな!」
「コショウ!」
「あんたは相変わらず酒のんでるんだね!」
「塩!」
「ガッハッハッハッ!相変わらずだな!」「アスパラ!」
「私が花を添えないとね!」
「パセリ!」
「お姉ちゃん歩くの早いよぉ~」
「トマトちゃん!」
「今日はいつにもましてセクシーだねぇ」「ガーリック!」
「おれ達がいなくちゃ、お前達だけじゃ負けちまうだろ!」
「男爵!ジャーマン!メークイン!芋3兄弟!」
「あらあら、3といったらアタイらだろ」
「イカ!エビ!ホタテ!シーフード3姉妹!」
「ずいぶん懐かしい仲間が揃ってるもんだな!」
「孤高の戦士パルメザン!」
「ひろゆき様のためならどこでも駆けつけますぞぉぉ!」
「ブロッコリー!」
「大魔王なんかに倒されるんじゃねぇよ!ひろゆきを倒すのは俺なんだからな!」
「カントリー男爵!」
「ひろゆき!新しい魔法覚えてきたぜ!
[ビバ!パエリア!!]」
「ペッパーソース!」
「本当は来たくなかったでピルゥ~」
「モッツァ博士!!」
「これからが本番ってとこだな!」
「マヨネーズ!」
「そして愛犬も連れてきたぜ」
「アンアン!」
「チーズ!」
「ワンワン!」
「バター!」
「ピルゥ~」
「モッツァ博士?!」
「あら!猛獣使いなら私の出番でしょ!」
「バジルちゃん!」
「ワンワン!」
「あっ!バター!」
「ピルゥ~」
「モッツァ博士!!」
「やっと会えたな大魔王!父ちゃんとトマトちゃんのかたき!」
「ツナ!」
「トマトちゃんは生きてるピルゥ~さっき出てきてたでピルゥ~」
「モッツァ!!」
「ひろゆき!助太刀しにきたぜ!」
「コーン!」
「ひろゆき!俺もきたぜ!そして大魔王を倒せば俺はモテモテだ!」
「コカ“ブリッツ”コーラ!」
「まさかアタイがひろゆきを助けにくるなんて自分でも思わなかったよ。まったくアンタには不思議な力があるねぇ!」
「生ハム!」
「……」
「ミートソース!」
「早く戦わせろ!俺はウズウズしてるんだ!」
「カレースパイス!」
「ひろゆきちゃぁん!大魔王に勝ったら私と結婚しようね!」
「パプリカ!!」
「あらやだ!ひろゆきちゃんは私のものよ!」
「パイナップル……」
「おいおい!俺の分も残しておいてくれよ!」
「ホワイト.バッファロー.お茶!」
「大魔王よ!我が剣の錆びとなれ!」
「クラフト生地!」
……
…………
大魔王「くっそ!まだまだ仲間が増えていくぞ!」
大魔王!「今のうちに一度引くか!」
「待ってください!大魔王様!」
大魔王「お前はチャーシュー!」
「私は大魔王様の部下であることに誇りをもてます!」
「白髪ネギ!」
「大魔王様に栄光あれ!」
「味噌!」
「やっぱりこの世界は大魔王様のものです!」
「塩!」
「味噌、塩、そしてこの私!やっと3鬼神が揃いましたね!」
「醤油!」
「大魔王様!私をお忘れでわ!」
「トンコツ!」
ひろゆき「マスカルポーネ!」
大魔王「煮玉子!」
ひろゆき「小麦粉!」
大魔王「メンマ!」
ひろゆき「カリフラワー!」
大魔王「もやし!」
………
………………
…………………
2年後
………
………………
…………………
………………
ひろゆき「クソムシ!」
大魔王「グズ!」
ひろゆき「出来損ない!」
大魔王「裏ボス!」
ひろゆき「裏勇者!」
こうして時は過ぎいよいよ決戦の日
戦いはまだ、始まったばかりだ!!
FIN
ご愛読ありがとうございました。
作者の次回作にご期待ください。