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    ハッピーハムスター

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5日間連続小説⑤

ー9番ー

カッフは幼い兄が心配でただでさえまともに戦えないドスランポスに苦戦していた

カッフ「とにかく何処かに隠れるんだ!」
兄  「隠れるっていっても、この洞窟隠れる場所がないよ」
カッフ「そうだ!!ゲッシンたちに守ってもらうんだ!頼む!ゲッシン!」

ゲッシンは笑って答えた

ゲッシン「は?モンスター倒すのが ハンターの仕事だろ!このくそガキが勝手に着いてきたんだ、なんで俺達が。カッフ!ガキなんか気にせず戦えよ!」
カッフ 「人を守るのがハンターだろ !」
ゲッシン「そんなに人を守りたいならハンターランクあげろよ!そうしたら、このガキ一人よりもっと大勢の人を救えるぞ。だとしたら俺はお前より人を救ってることになるな!ハッハッハ」

カッフは必死にドスランポスの攻撃をかわし兄のところへたどり着いた

カッフ 「大丈夫か?」
兄   「ごめんね、カッフ」

カッフは兄を抱えてなんとかドスランポスやランポスからの攻撃をかわしていたがつまずいて転んでしまった

カッフ 「わぁぁぁ」

そこにドスランポスが襲いかかる

ゲッシン「カッフ!あと一撃でも当てれば討伐できてハンターランクがあがるんだぞ!」

カッフはなんとかドスランポスの攻撃をかわしたがそこにランポスが追撃してくる、もぅカッフに攻撃をかわす力は残っていない
カッフは襲いかかってくるランポスを目の前にポツリと呟いた

カッフ 「ハンターランクなんて・・・・・・・」

ーカッフが離脱しましたー

ゲッシン「あのやろぅ!」

ーロビーー
ロビーでは母親が泣き崩れている

母親   「どうか無事でいて」
ルードル 「大丈夫ですよ。カッフもいるし」
カレアージ「そうだ!ゲッシンとセウユーも一緒なんですよ!だから絶対大丈夫ですよ」

ルードルとカレアージが母親を励ましている時

兄「ママー」

母親は抱きつく兄を涙を流して強く抱きしめ返した
その横で弟も泣いている

母親「よかった!無事でよかった!」
兄 「心配かけてごめんね、でもカッフが助けてくれたんだ」
母親「カッフが!ありがとう。カッフありがとう」

うつむいているカッフにルードルが問いかける

ルードル「カッフ・・・・お前一人なのか?」
カッフはうつむいている

カレアージ「一人で帰ってきたって・・・まさか、離脱したんじゃ」
カッフは何も話さずうつむいたまま自宅へ走っていった

ルードル、カレアージは後を追いかける

ゲッシンとセウユーがドスランポスを討伐しロビーにクエストから帰ってきた

ゲッシン「カッフ!!カッフどこいった!」
セウユー「リタイアなんてしやがって!」
ゲッシン「討伐しなきゃ意味ねぇじゃねぇかよ!」

一部始終を兄から聞いた母親がゲッシンとセウユーの前に出て二人に話し出した

母親  「私も・・」
ゲッシン「え?あぁあのガキの母親か、ガキさえいなければ」
母親  「私も間違えていた。モンスターを倒してこそハンターだと思っ ていた。
     カッフなんてフィギュアを買ってクエストにも出ないで何やってるんだかって思ってたけど、
     今日カッフに助けてもらって気がついたの、人を守るのがハンターなんだって!
     あなたたちもハンターを始めたその時の思いはそうだったはずよ
     私も、あなたたちもカッフを少しバカにしていたけれど、
     カッフはハンターランクよりも人を守ることを優先してくれた、立派なハンターだと思う」

ゲッシンは母の話を聞いて

ゲッシン「ハンターか・・・・」

と呟いてカッフに続いて今度はゲッシンがうつむいていた

ー夜ー
カッフの自宅にはルードルとカレアージがきていた

ルードル 「カッフ、お前はよくやったよ、カッフがいなければあの子供も戻ってこれなかったかもしれない」
カレアージ「カッフの決断は決して間違ってない!俺は誰に聞かれてもカッフは俺の友達だって胸を張って言える」
カッフ  「二人ともありがとう」

ー二日後ー
漆黒のマントを風になびかせ
カッフが歩いている
手にはもちろんビニール袋
けどいつもと様子が違うのは街の人たちだった歩いて行くカッフに笑顔で話しかけてくる

武器屋  「カッフ!あの坊主を助けたんだったな!」
カッフ  「キャッ」
アイテム屋「おはよう!カッフ。助けたんだって?やるじゃない!カッフ」
カッフ  「ふぇっ?ふぁ?」
食材屋  「あんたやるねぇー」
カッフ  「あぴゃ」

カッフは街の人からかけられる声にキョドりながら自宅へと歩いていく母親、兄、弟「カッフありがとう」カッフ「お、おふぉ」
カッフは少しニヤケている

ー酒場ー
酒場ではゲッシン、セウユーが称賛を浴びている

ハンターA「あのラビエンテを!スキル教えて!」
ハンターB「やっぱり凄いや!!」
ゲッシン「少し辛かったけどな、な んてことねぇよ」
セウユー「危ない所もあったがこんなとこだろ」
ハンターC「おおぉぉぉぉ」

そこに老人が入ってきた

ゲッシン「おい!じぃさん!」

ゲッシンとセウユーが老人へとかけよった

老人  「おぉゲッシンかセウユーも、 どうしたんじゃ?」
ゲッシン「じぃさんの畑まだランポスに荒らされてるのか?クエストは受注できるのか?」
老人  「え!受けてうれるのか??ありがたやぁ。実はな、あの後カッフたち三人がきてのぉ」
ゲッシン「カッフたちが?!」
老人  「そうじゃ、でも受注してくれたのじゃがクエスト失敗してしもぅたんじゃ。ゲッシン受注してく れるのか?」
ゲッシン「受注してやるよ」
老人  「ありがたやぁ、でもどうして?相手はランポスじゃよ?」
セウユー「困ってるんだろ?」
ゲッシン「俺たちハンターだからな !」

照れ臭そうにゲッシンとセウユーは笑みを浮かべていた

ー街ー
兄「カッフは、こうやってね、こうやって助けてくれたんだ!」

兄は嬉しそうに母親に語りかけているその横で弟が羨ましそうにしている

弟「いいなぁ」
兄「いいだろぉ」

母親は二人のやり取りをみて笑顔でたしなめる

母親「こらこら、勝手にクエストに着いていったのはいけないでしょでも、カッフには感謝しないとね」
兄 「うん!!僕は大きくなったらカッフみたいな立派なオタクになる !!」
弟 「なるぅー」
母親「こら!!オタクはだめ!」

ーカッフ自宅ー
カッフがニヤニヤしながら帰ってくる

カッフ「いったいなんなんだ。なんだ、この反応!照れる。」

カッフの自宅のドアがノックされる

ードンドンー

カッフ 「あぁルードルか」
ルードル「凄い反応だな!」
カッフ 「まったくだよ!」
ルードル「おっ、また狩ってきたの か?」
カッフ 「おう!狩ってきたぜ!」

またカッフの自宅のドアがノックされる

ードンドンー

カッフ  「どうせ、カレアージだろ」
カレアージ「どうせとはなんだ!しかし凄い反応だな!」
ルードル 「誇れる友よ」
カッフ  「やめろよ」
カレアージ「おっ!今日は何狩ってきたんだ?」

カッフはビニール袋からフィギュアを取り出す

カッフ  「今日はこいつだ!じゃーん」

ビニール袋から出てきたのはケルビだった
だが、そのケルビは普通とは違う躍動感があり今にも角が天を貫きそうだった

ルードル 「ケルビ?ケルビならもぅ持ってるじゃん」
カレアージ「ダブったか?」
カッフ  「いや、なんか限定のケルビらしいから狩ってきたんだ。それになんかカッコいいし」
ルードル 「カッコいいな!」
カレアージ「そんなことより、早く酒場に飲みに行こうぜ!」

カレアージが二人を引っ張りカッフの自宅を出ていく

だけどすぐにカッフだけが戻ってきてケルビのフィギュアをラギアクルスの横に置く顔はニヤケている
外から声が聞こえる

カレアージ「おぉぉぉぉぉい!カッフ!早くしろよぉ!」

カッフは慌てて自宅を出ていく

カッフ「わかったよ!」

カッフが自宅から出ていき扉が閉じられた

ーバタンー

限定フィギュアのケルビが乗っている台座の裏に何か書かれていた

  ー天をつらぬくケルビ角 祝5周年ー

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5日間連続小説④

ー3番ー
カッフ 「なに!どこだここ、ベースキャンプじゃない!」
ルードル「ここ見たことある!確か3番だ。」
カッフ 「俺たちベースキャンプに帰 るつもりが3番にきてしまったのか!カレアージは?!」
ルードル「きっとベースキャンプに 帰っているだろう。無事でいてほしいが」

その時砂浜の中からザザミがでで来る

カッフ 「うおっ!ルードル逃げろザザミが来た!」
カッフとルードルは逃げ惑っている

カッフ 「キャー!ランゴスタだぁー !」
カッフ 「キャー!コンガだぁー!」
カッフ 「キャー!ザザミだぁー!」
ルードル「カッフ!何処に行く!」二人は互いに逃げて離ればなれになってしまった

カッフは10番へルードルは8番へ
ー8番ー
ルードルは8番へ移動して崖へ落ちてしまうそこは洞窟だった
耳をすますと猫の声が聞こえる
ルードル「ん?猫??可愛い~。」
ルードルは猫と戯れようと駆け寄っていった
だが猫に攻撃されしかもアイテムを取られてしまう
ルードル「あっ!こら!盗むな!
あーーしかも特選キノコを!!待てぇ!」

ー10番ー
カッフは大量のザザミから逃げ回っている
カッフ「なんだここ!他に出口がな いのか!
カッフは逃げ道がなくなりザザミに囲まれてしまった
カッフ「詰んだぁーー!」

ーロビーー
ロビーではカッフたちの帰りを待ってるゲッシンがイライラしている
ゲッシン「あいつら!特選キノコごときで、どんだけ時間かかってんだ!!」
セウユー「あんなもん、秒でできる だろ!!」

ーベースキャンプー
カッフたちから離れてしまったカレアージが作戦を練っている

カレアージ「くそ!離れてしまった、何とかして二人に合流しなけれ ば、しかしスタミナがなくなった、あの時ルードルに携帯食料も全部渡してしまったからな」

カレアージはベースキャンプをくるくる回りながら考えている

カレアージ「まずはスタミナ回復しないと話にならない、もう一度1番に行って生肉を調達して肉を焼くしかない!」

作戦が決定し1番へ移動しようとしたとき上から何かが降ってきた

[ドシィーン]
カレアージ「なっなんだ!」
よく見てみると見覚えのあるシルエットだ

カレアージ「ルードル!!」
ルードル 「おっ、カレアージここにいたのか。」
カレアージ「今から二人を助けにい こうと、こうなったら作戦Mで行くしかないと、でも無事でよかった。カッフは?」
ルードル 「カッフとは3番で離ればなれになってしまった。助けに行かないと」
カレアージ「スタミナがないんだルードルに渡した携帯食料を、」

その時遠くから猫の声が聞こえてくる、だんだんルードルたちのいるベースキャンプへとその声は近づいてくる

ルードル 「ん?猫??ヤバイ!カレアージ、隠れるぞ!猫の野郎ベースキャンプまで来るのか!」
カレアージ「どうした?ルードル。」
ルードル 「とりあえず逃げろ。」

ルードルは訳がわからず呆然としているカレアージを引っ張り

支給品BOXの後ろに隠れる

二人は身をかがめ小声で話しているカレアージ「一体何があったんだ? 」
ルードル 「ベースキャンプに戻って来る前に猫にあったんだ、油断して近づいたら、猫にアイテムを全部盗まれた。身ぐるみ剥がされた」
カレアージ「アイルーか、え?!全部って携帯食料も応急薬もか?」
ルードル 「あぁ、特選キノコも全部だ」

カレアージはうなだれた
猫の声がもぅすぐそこまで来ている

ルードル 「来るぞ!」

猫たちは何やらタイヤの付いた荷台を押している
猫たちはベースキャンプに止まり荷台から乱雑に荷物を降ろす
その荷物はカッフだった
カッフはボロ雑巾のように放り投げられた

ルードル 「・・・」
カレアージ「・・・」
・・・・・・・
ルードル 「ボロ雑巾じゃないか・・ ・・・」
ルードル、カレアージ「カッフ!大丈夫か?」
カッフは何とか立ち上がり砂ぼこりをはらい
カッフ  「みんな、、、こんな形で会 えるとわ、ベースキャンプか、振り出しにもどったな」
カレアージ「とりあえず、今みんなが持ってるアイテムをすべて出そう」
カッフ  「俺は0だ、ルードルにすべて渡した」
ルードル 「俺も0だ猫にすべて取られた」
カレアージ「俺は特選キノコ2個だけだ」
カッフ  「三人合わせて特選キノコ2個・・・・」
三人   「俺たちは一体何をやってたん だ・・・・」
カレアージ「こうなったら作戦Qだ、ベースキャンプから伸びる蔦を登っていくしかない」
カッフ  「時間がない行くぞ」

カッフたちはベースキャンプから伸びる蔦を登り始めただかその途中で時間がくる

ークエスト失敗ー
ーロビーに戻りますー

ーロビーー
カッフたちが戻って来る

ゲッシン「あいつら、やっと帰ってきやがった。遅いぞ!!!」
ゲッシンの声を聞いてもカッフたちの反応はなくうなだれている

ゲッシン「おい!」
セウユー「もしかして、こいつらクエスト失敗したんじゃねぇwwwwww」
ゲッシンたちの周りにいたハンターたちが一斉に笑いだした

カッフ 「うるさい!こっちだって大変だったんだ、最強種のランポスが涌き出てきたり、猫に取られたり、詰んだり、」
ゲッシン「そんなこと言って、むなしくならんのか?」
カッフ 「むなしくなんかないわ!カス!むなしいって二度というなよ !グズ!」
セウユー「その言い方、すっげぇむなしくなってるwwwwww」

カッフたちはうつ向きながら足早に自宅へと帰っていく
その後ろ姿をバカにしたようにハンターたちは笑いながら見物している

ー2日後ー
いつものようにカッフ、ルードル、カレアージ三人は酒場で飲み会をしている
そしてまた酒場の中心でゲッシンたちが称賛されていた
ハンターA「凄い!シェンガオレンを二人で!スキル教えて!」
ハンターB「さすが!」
ゲッシン「そんなんでもない!」
セウユー「簡単だったな!」
ハンターA「いや!たいしたもんだよスキル教えて!」

カッフたちはその光景を横目でみている

カッフ  「はいはい、まただよ」
ルードル 「自分の自慢よく飽きない な」
カレアージ「まったくだ」
カッフ  「しかし、あのハンターAどんだけスキル聞きたいんだよ。」

ゲッシンたちがニヤニヤしながらカッフたちのところにやって来る

ゲッシン 「おまえら、まだ酒場で戯 れることはしてんのかよ」
セウユー 「特選キノコクエストすら まともに出来ないくせにな。」
カッフ  「うるせぇな!俺たちに構う な!」
ゲッシン 「そう言うなよ。狩りもしないのにハンターを名乗ってる奴に興味があってね。ハンターって言うからにはモンスター倒してな んぼだろ」
カッフ  「モンスター倒すだけがハンターじゃないだろ」
ゲッシン 「バカだなぁ、デカイモンスター倒すことだけがハンターだろ納品とかランポス討伐なんて下級のやつらにやらせておけばいいんだ」
ルードル 「はいはい、どんどんデカイモンスター倒してください。」
セウユー 「お前らが一生かかってもかれないやつ狩ってきてやるよ」
カレアージ「一生かかってもだと!」
ゲッシン 「どうせお前らは納品ばっかで狩りもしたことないんだろ!」
カッフ  「あるわ!ボケ!」
ゲッシン 「ほぉーだったら一緒に行ってやるから、カッフ!お前の狩りの姿見せてくれよ。それとも、俺たちが本当の狩りってのを教えてあげようか?」
カッフ  「なんだと!よぉし!行って やるよ!狩りに行ってやるよ!!」
ルードル 「あっ、バカ!のせられるな!」
カレアージ「カッフ!」
ゲッシン 「言ったな。明日の朝クエストに一緒に行ってやる。楽しみだな」
セウユー 「挑発にはすぐにのせられ るんだなww」

二人は捨て台詞をはいて酒場を後にした
カッフは挑発に乗ってしまったことを後悔している

ーその日の夜ー

カッフは自宅でうなだれていた
カッフ「あぁ、なんであんなこと言 っちゃったんだろ、明日怖いなぁ」

その時自宅の扉をたたく音がした

ーコンコン、コンコンー

カッフ「誰だ?」
扉を開けると

カッフ 「ルードル!」
ルードル「カッフ、俺も挑発に乗ってお前を煽っちまったかもしれない、ごめんな」
カッフ 「ルードルが謝るなよ、悪い のは乗せられた俺なんだ」
ルードル「ありがとう、せめてもだけど、これ受け取ってくれ」

ルードルはたくさんのアイテムをカッフに渡した

ルードル「少ないけど、こんがり肉と薬草とペイントボールとかその他もろもろ」
カッフ 「ルードルありがとう」
ルードル「明日のクエストにでも使ってくれ」

ーコンコン、コンコンー

カッフは扉を開けると
カレアージ「カッフ、」
カッフ  「カレアージ、」
カレアージ「ルードルもいたのか、酒場ではカッフを止められなくてごめんな、カッフがクエスト行くことになっちまって」
カッフ  「カレアージもありがとう」

カレアージはたくさんのアイテムをカッフに渡した

カレアージ「少ないけど受け取って くれ、アオキノコとハチミツとこんがり肉と砥石とか」
カッフ  「二人ともありがとう、明日 狩ってくるよ」

ー朝ー

ロビーではゲッシンとセウユーがカッフを待っていた
カッフはロビーへと歩いていく

カッフ  「行ってくるよ」
ルードル 「頑張れよ」
カレアージ「お前ならできる」

歩いている時幼いbrotherが話しかけてきた

兄「カッフ!ゲッシンとセウユーと一緒に狩りにいくなら凄いの狩ってくるんだね、頑張ってね!」

カッフはbrotherに不安な表情で見つめ

カッフ「ありがとう」
カッフはそのままロビーへと歩いていく

ーロビーー
ゲッシン「ちゃんと来たんだな」
セウユー「逃げなかったな。」
ゲッシン「行くぞ、着いてこい」

カッフはゲッシンが受注クエストを受けにいく

ルードル、カレアージ「頑張れよ!」

カッフはメインターゲットを見て声をあげる

カッフ「キャッ!!」
そしてカッフ、ゲッシン、セウユーはクエストへと出発した

ロビーに集まるハンターたちはカッフ一行を見送った
その中に、あの幼いbrother

兄「カッフ!」
そう言って走っていった

ークエストに出発しますー

カッフ、ゲッシン、セウユーがベースキャンプに着く

ーメインターゲット
ドスランポス一頭の狩猟ー

ゲッシン「さてと雑魚を相手にして くるか、カッフ着いてこい!」

ゲッシンたちは次のエリアへ走っていくカッフはここまで来てしまったからには、やらなければいけない
腹をくくったカッフは震える太ももを[パンッ] と一回叩き気合いを入れ
ゲッシンのあとを着いていく
ゲッシンたちはカッフたちが、あれだけ苦戦した4番を難なく通り抜けていく、それを見ながらカッフはあとを着いていき3番へとやって来た
ゲッシン、セウユーはランゴスタやザザミなど見向きもせずに9番へとたどり着く
カッフは時々襲ってくるランゴスタをハンマーで威嚇しながらなんとか二人の後を着いていく

ー9番ー
ゲッシン「よくついてこれたなカッフ!ここで待ってれば、あの雑魚も来るだろう」
セウユー「まぁ余計なやつらが居るけどな」

カッフは辺りを見渡すとたくさんのランポスがいた

カッフ 「キャッ!ランポスの巣じゃ ないか!」
ゲッシン「ドスランポスが来るまで 遊んでやろうぜ」

ゲッシン、セウユーはランポスの群れに飛び込んでいき、回転で攻撃をかわし、キックしたり石をぶつけて遊んでいる
一匹のランポスがカッフに気付き近寄ってくるカッフも負けじとそれを迎え撃つのにハンマーを構えた

カッフ 「来るなら、来い!」

ランポスがカッフに襲いかかる
なんとかカッフはその攻撃をかわしハンマーでの一撃に成功する

カッフ 「よっしゃ、もぅ一撃!!」

その攻撃はランポスにかわされ攻撃を仕掛けてきた

カッフ 「くそっ」

カッフは攻撃を受けてしまったがすぐさま攻撃しようとしたその時
カッフの背後にもぅ一匹のランポスが来ていてカッフに攻撃を仕掛けた

カッフ 「後ろから!くそっ」

その時[ズババ!]音とともにランポスが吹き飛び同時に二匹ランポスが討伐された
倒れたランポスには弓が刺さっている

カッフ 「助かった、弓ってことはセウユーか!」

セウユーがこちらをみて笑っていた
セウユーは弓使いだ

カッフ 「一撃なのか!」
ゲッシン「お目当ての奴が来たぞ!」

ゲッシンは大剣で飛びかかってきたランポスをタメ攻撃で倒した
ゲッシン「ハッハッハ!真っ二つになりやがったぜ」

カッフがゲッシンの指差す方へ振り向くと目の前に今までカッフが見てきたランポスとは大きさや風格が全く違うドスランポスがいた

カッフ 「こいつがドスランポス!」
ゲッシン「さぁいつでも倒していい んだよカッフ君」

カッフは目の前に現れたドスランポスをみて腰を抜かしそうになったが
応援してくれたルードルやカレアージのことを思いだし雄叫びを上げてハンマーを構え突出していった

カッフ 「うおぉぉぉぉぉぉ!」

カッフのハンマーはドスランポスに命中するが、カッフの攻撃ではドスランポスは怯まずカッフに反撃してきた

カッフ 「くっ!」

ドスランポスの攻撃は今までカッフがランポスから受けていた攻撃力とはまるで違った

カッフ 「ヤバァイ!回復薬!回復薬 !あっ違ぁぁぁう!薬草食べちゃった!」

ドスランポスはまたカッフに攻撃する
カッフ 「いたぁい!回復薬!」

まだ残っていたランポスに後ろから攻撃される

カッフ 「いたっ!」

前からはドスランポス

カッフ 「いたぁい!回復薬!」

後ろからランポス、前からはドスランポス、カッフは回復薬

カッフ 「詰んだぁぁぁぁ」

それを笑いながら見ているゲッシンとセウユー

セウユーがかする程度にドスランポスに弓を当てる

ゲッシン「ほら!セウユーが手助け してくれたぞ!頑張れ頑張れ、このドスランポスを討伐したら、お前のハンターランクも上がるんだぞ。
お前たち三人ではランクアップなんて当分無理だろ!強いやつを倒すんだ!ハンターはランクアップしてなんぼだろ!」

カッフ 「くっそぉ!ランクアップしてやるよ!」

カッフの回復薬はもぅ底をついていた、カッフはヤケクソになりながらドスランポスに攻撃した、セウユーの弓が効いていたのか少しだけドスランポスが怯んだ

ゲッシン「おっ、あと少しだぞ!」

カッフが一撃加えようとしたその時

・・「カッフ!!」
カッフ「えっ?!」

なんとそこにはあの幼いbrotherの兄がいた

カッフ 「なんでこんなところに居るんだよ!」
兄   「カッフの、カッフの狩を見に来たんだ!」
カッフ 「えっ!!早く帰るんだ !危 ないだろ!」
兄   「帰れって帰りかたわかんないよ!」
カッフ 「なんだって!」
ゲッシン「なんだ?あのガキ」
セウユー「なんかカッフに憧れてるガキみたいだぜ」

ーロビーー

ロビーではカッフの帰りを待っているルードルとカレアージ、その他ハンターがいた
ルードル 「まだかなぁ」
カレアージ「カッフ大丈夫かな、」

そこになにやらあわててあの兄弟の母親が駆け寄ってくる

母親   「あの子!あの子を知らない?」
弟    「お兄ちゃんどこ???」
ルードル 「え?あの子って兄か?」
カレアージ「そういえば、、、カッフがクエスト出発するとき走っていったような、、、」
ルードル 「もしかして、一緒にクエストに?」

母親は心配し泣き崩れた

— posted by Frey at 10:25 am   pingTrackBack [0]

5日間連続小説③

ー朝ー
自宅から漆黒のマントを装備して
クエスト受付に向かい歩いていく
向かっている途中紅蓮のハチマキを装備したルードルと合流した
そのまま2人で向かっている途中カレアージが合流した

カッフ  「カレアージ、そのリストバンド!」
カレアージ「クエストにいくから気合い入れないとな、カッフに買ってもらった白銀のリストバンドだ !」
カッフ  「カレアージ、、」
カレアージ「さっ、行こうぜ!!」
カッフ  「おう!でもカレアージ、それは白銀じゃない!白だ!」
カレアージ「え?!」
ルードル 「よし!行くぞ!」

それぞれ、漆黒のマント、紅蓮のハチマキ、白のリストバンドを着けた3人がクエスト受注の受付に向かい
クエストを受注した
それをロビーで見ているゲッシンとセウユー

ゲッシン 「ふっはっはっはっ、バカ だ、あいつら俺らの挑発にのって本当にクエにいきやがったwww」

クエスト出発口
カッフ、ルードル、カレアージ3人はいよいよクエストに出発する

カッフ「よし!行くぞ!」

出発
ーファーファーンー

ゲッシン「さてと、あいつら何を狩りにいったんだ?」
セウユー「あんなに気合い入れて出発したんだから、きっと大物かもな。まぁあいつらにとっての大物ってドスランポスくらいじゃねぇのwww」

ゲッシンはカッフたちの行ったクエストを確認する

ゲッシン「あいつら、、、、、」

ークエストに出発しますー

ーベースキャンプー
カッフ 「着いた!」
ーメインターゲット、特選キノコ5個納品ー

ーロビーー
ゲッシン「あいつら、ふざけやがっ て!」

ーベースキャンプー
カッフ 「着いたぞ!早速作戦通りに !」
ルードル、カレアージ「オッケェ!」

カッフ 「作戦A、ハンターの基本支給品をいただく!」
支給品BOXをあける三人、地図や携帯食料、ペイントボールなどを取り出す

カレアージ「みんな取ったな?」
カッフとルードルは、うなずく

カレアージ「でわ地図を確認してくれ」
カッフ  「作戦通りマップ1で特選キノコを採集する!」
ルードル 「あそこにはファンゴがいる気づかれないように気をつけていこう!」
三人は携帯食料を食べ1番へ向かう

カッフたちはファンゴに気づかれないようにしゃがみながら小声で話す

カレアージ「そうだ。そこのちょっと右にキノコが生えている」
カッフ  「くっそ!ファンゴが近い! 気づかれるなよ!」

キノコの生えている場所にたどり着き採集を始める

ルードル 「しかし、ずっと気になっ てたんだけど、カッフのハンマー重たくないの?」
カッフ  「別に全然きにならないけど」
ルードル 「そうなんだ」
カッフ  「おう。でもルードルの太刀 も長くて大変そうだな」
ルードル 「俺も気にならないんだ。逆にこの長さがいいのよ」
カレアージ「俺は、その二つを兼ね備えた大剣だけどな!」

カッフ、ルードル「おぉ~」

カッフ  「カレアージを前から押して も倒れないの?」
カレアージ「全然大丈夫!」
カッフとルードルはしゃがんで採集しているカレアージを前から押すカッフは軽くカレアージを押した

カレアージ「はい!大丈夫。」

ルードルも押した

カレアージ「大丈夫。」
カレアージ「しかし、アオキノコばったかりだな、、、」

ルードルはまた押した

カレアージ「わかったから、やめろや」

カレアージは小声で注意する
カッフもルードルも押し続ける

カレアージ「やめろや。やめ。やめろや。やめろや!!!!!!!」

あまりにやめないカッフたちに大声を出してしまった

カレアージ「なんてこった!ファンゴに気づかれた!」
カッフ  「やっちまった!にげるぞ!」
カレアージ「やっちまった!って」

三人は採集をやめファンゴが突進してくる前にベースキャンプへと逃げていく

ルードル 「はぁはぁベースキャンプ までくれば大丈夫だろ」
カッフ  「危なかったな。」
カレアージ「危なかったなってふざけて押してたのがいけないんだろ!!」
カッフ  「ごめん。ごめんて。ちょっ と楽しくなっちゃって」
ルードル 「ごめんよ」
カレアージ「こんなんじゃあ、またゲッシンたちに笑われるぞ!」
カッフ  「わかった!まじめにやるよ」
カレアージ「で!みんな特選キノコ何個あつまった?俺は2個だ!押されながら2個だ!」
ルードル 「さすがっす!だが俺も1個だ!押しながらも1個だ!カッフは?」
カッフ  「お、俺は0、、で、でもアオキノコはもぅ持てないくらい10個採集したし、
      やっぱり収集家としては1つのものをコンプリートしてこそコレクターっていうものだし、、、」

カッフの顔は少し泣いているようだった

ルードル 「わ、わかった!カッフお 前はよくやったそんなに自分をせめ るな!」
カッフ  「ルードルゥーー」
カレアージ「そんなことより、今ある特選キノコは3つ、あと2つ必要なんだな」
カッフ  「1番でそろわなかったか!じゃあ作戦Bでいこう! 」
カレアージ「そうだな。作戦Bは9番 で採取だな。」
ルードル 「でもファンゴに気づかれたいじょう1番は通れない」
カッフ  「ちくしょう。3番を通る作戦Cでいくしかない!」
カレアージ「まさか作戦Cになるとはな。」
カッフ  「みんな気合い入れていくぞ」

ルードル、カレアージ「おう!」

カッフ  「まずは4番を通る!」

カッフたちは作戦をCに移行しベースキャンプから4番、3番、そして目的の9番へ向かう

ー4番ー

カッフ  「静かに!!」
ルードル 「くっそ!やっぱりカレアージ。ランポスがいるぞ」
カレアージ「数は、に、2匹だと。」
ルードル 「どうする?」
カッフ  「しかし、ここを通らなきゃ いけない。静かになんとかバレずに通り抜けよう」

カッフたちは波打ち際を歩き通り抜けようとした、その時一匹のランポスがカッフたちに気がついた。
一匹のランポスが気がついたのがきっかけでもぅ一匹のランポスにも気づかれてしまう

カッフ  「ヤバイ!気づかれた!!」
カレアージ「走りぬけれるか?」
カッフ  「遠くて無理だ!」
ルードル 「ここは戦うしかない!」

ルードルの太刀攻撃はランポスのジャンプでかわされてしまう
カッフのハンマーもかわされてしまう
カレアージの大剣はなんとかランポスにヒットした

カッフ  「くっそ!早いな」

後ろからもぅ一匹のランポスがカッフに攻撃する

カッフ  「げふっ」
ルードル 「カッフ!!」

ルードルの一撃はランポスにかわされたが草を食べていたモスに当たってしまう

ルードル 「ごめん。モス!」
カッフ  「くっそぉ当たれぇぇぇ」

カッフの一撃はランポスを吹き飛ばした

カッフ  「よっしゃ!ごふっ!」
カレアージ「カッフ!!」

一撃あたえて油断していたカッフに背後から突っ込んできたのはモスだった

カッフ  「おのれ!モスめ!」
ルードル 「カッフ!油断するな!こ の!!」

ルードルの一撃はモスにかわされたがカッフが吹き飛ばしたランポスに当たった

ルードル 「よっしゃ!」

そこにカレアージが駆け寄ってくる

カレアージ「そこで追撃の一撃だ!」

カレアージの降り下ろした大剣は見事にランポスをとらえた

カッフ「もぅ一撃!!!!」

三人の巧みな攻撃により一匹のランポスを撃ち取った

カッフ  「やったぁ!ごふっ!」
ルードル 「くっそ!またモスか!」
カレアージ「俺の位置からいける!任せておけ!」

カレアージが大剣を降り下ろそうたしたその時

カレアージ「ツッ!!」
ルードル 「どうした!カレアージ」
カレアージ「こんな時に!」
カッフ「  カレアージ!!」

カレアージは振り上げた大剣をゆっくりおろした!

カレアージ「こんな時に、左手首のガングリオンが!」
ルードル 「大丈夫か?!モスは俺に 任せろ!」

ルードルの太刀がモスをとらえモスはぶっ飛んだ

カッフ  「ナイス!ルードル!ランポス一匹もやっちゃおうぜ!」
ルードル 「よしゃ!、、、、え?」

あとランポスは一匹だと思っていたが崖の上からランポスが飛び出すように登場しもぅ一匹増えている

カッフ  「え!増えているだと!!

ルードル 「くっそぉぉぉぉ!ぬぉぉ ぉぉぉぉぉぉぉぉ」

ルードルは太刀を振り上げ討伐しようとした

カレアージ「待て!ルードル!俺に作戦がある」
カッフ  「作戦?」
カレアージ「あぁ!この時のために取っておいた罠をつかう!だけど罠をはるために少し時間が必要だ」
ルードル 「わかった!その間俺がラ ンポスの足止めをしておく!」
カッフ  「モスは任せておいてくれ! 」

カレアージ「みんな。すまない!無 理はするなよ!」

カッフ  「ルードル!俺の応急薬、い や、支給品は全部渡しておく!死ぬなよ!」
ルードル 「カッフありがとう!よっ しゃ!ランポス!!こっちだ!俺が相手になってやるぞ!」
カッフ  「モス!お前は俺があいてだ !」

ルードルは、罠がはれるようにみんなから少し遠ざかってランポスと戦闘している
カッフはカレアージの近くでモスを。カレアージは罠をはっている
カッフの攻撃がモスに当たりモスを討伐した

カッフ  「よし!」
カレアージ「ナイス!俺も罠ができたぞ!カッフ、罠のとこにきてくれ!俺たちの武器は溜め攻撃が出来る罠にはまったランポスに一撃加えてやろうぜ!」
カッフ  「なるほど!そういうことか !」

カッフは遠くにいるルードルに呼び掛ける

カッフ  「ルードル!!準備万端だ!俺たちのところに走ってこい!そいつを罠にはめてやるんだ!この痺れ罠にな!!」
ルードル 「よし!今いく!ちょうど 応急薬も切れかけてたんだ!」

ルードルがカッフたちが待ち構えている場所へ全速力でダッシュしていくその後ろかランポスが着いてくる

カッフたちは溜め攻撃で痺れ罠の前で待ち構えている

カッフ  「よし!いいぞ!その調子だ !頑張れルードル!」
カレアージ「我ながらナイスな作戦 だ!」
カッフ  「さすが。カレアージ!そういえば左手首のガングリオンは大丈夫か?ここで失敗とはいけないぜ!」
カレアージ「大丈夫だ!お前の買ってくれた、この、白銀のリストバンドがあるからな!」
カッフ  「カレアージ!それは白だ!」

ルードルがダッシュで近寄ってくる
罠まであと少し
後ろを着いてくるランポスにがルードルの背中に牙を向けようとしたその時、間一髪ルードルはタイブして痺れ罠までたどり着いた
カレアージの作戦通りだが

カッフ  「!!」
カレアージ「!!」
ルードル 「??」
ランポス 「クェークェー」
カッフ  「わ、罠が………罠がきかない…………だと………」

唖然とする2人と状況がわからない1人、そして平然としている一匹

カッフ  「逃げろぉ!こいつは最強種 だ!!」

カッフとルードル、カレアージは蜘蛛の子を散らしたようににげまどっている

カッフ  「とりあえずベースキャンプ へ行くんだ!」
カッフとルードルは隣のエリアに移動するが

カレアージ「カッフ!違う!そっち は、」

カレアージの声が聞こえていなかったのかカッフとルードルはエリア3へ移動してしまう

カレアージ「そっちは、3番だ、、、」

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5日間連続小説②

二人のハンターが街を歩いていく
一人は漆黒のマントを風になびかせ
一人は紅蓮のハチマキを風に遊ばせ
危険なオーラを放つようにスタスタと
街の人たちは彼ら二人を好奇な目で見ている

カッフはそんな視線を気にしながらも用意してあったホットドリンクを口に合わないのかチビチビ飲む
そんなとき10歳くらいだろうか
幼いbrotherが漆黒のマントを装備したカッフに話しかけた
もちろんbrotherたちはキラキラの笑顔だ!

兄  「カッフ!何飲んでるの?」
カッフ「これはホットドリンクって ものだ」
弟  「あっ!ホットドリンクって知ってる!寒いところで戦うとき飲むと身体があたたまるやつでしょ!」
カッフ「そうだ。正解だ!」
兄  「戦うときって、、カッフまた狩 ってくるんだね!凄いや!」
弟  「さっきも狩ってきたのに、また 狩りにいくって本当に凄いや!! !でも、なんで今から飲んでるの?クエストで飲むんじゃないの?」
カッフ「ここで飲まないと俺は倒れてしまう。ハンターってのはクエスト出てから仕事じゃない!ここからも戦いなんだ!そして、このホットドリンクがどこまで効力があるか試しているんだよ!」
兄  「そっか!カッフはいつも戦いのこと考えてるんだね!」
弟  「さすがカッフ!だからカッフは強いんだね」
兄  「僕、大きくなったらカッフみたいな立派な、」

兄がそう言いかけたとき兄弟の母親がカッフたちから子供を引きはなそうと兄弟たちを抱きかかえ走っていく

母親 「カッフと話しちゃいけないって言ってるでしょ!カッフはただのオタクなんだから、あなたたちまでオタクになったらどうするの !」
兄  「カッフはオタクだよ!」
母親 「なっ!?」
兄  「オタクという称号はギルドマスターが与える、数限られたハンターにしか贈られない名誉ある称号だってカッフが言ってたんだもん」
母親 「オタクなんて称号ありません!!!」
兄  「でも、カッフは今また狩りにいくっていってたから凄いハンターなんだもん」
弟  「凄いハンターなんだもん!」
兄  「だから僕は大きくなったらカッ フみたいな立派な」
母親 「こらっ!(カッフも最初は、、)」

カッフはその光景を横目でみながら
まだ残っているホットドリンクを
飲み干し、美味しくなさそうな表情をした

ルードル「カッフ行くぞ。」
カッフ 「おう。」

ホットドリンクと漆黒のマントのおかげかカッフたちは無事に酒場へたどり着いた
酒場の前、看板がかかってる
[砂ぼこりを払ってから入店してください]
2人は砂ぼこりを払う
カッフは漆黒のマントを
ルードルは紅蓮のハチマキを
そして入店していく
ーバタンー

ーバタンー
カッフが出てくる
砂ぼこりが払いきれてないのだろうか漆黒のマントをバサバサと
動かし入っていく
ーバタンー

ーバタンー
砂ぼこりを払うカッフ
ーバタンー

店内
漆黒のマントの肩口に砂ぼこりをつけながらカッフが話す
カッフ「遅くなっちゃってごめんねちょっと狩ってきたからさぁ」

そこには戦闘マニュアル入門編(マンガでわかりやすく説明)を読んでいたカッフ、ルードルと同期のハンターカレアージがいた

カレアージ「狩ってきたって、またあれか?」
ルードル 「そう、またフィギュアだ。」
カレアージ「今日は何を狩ってきたんだよ?」
カッフ  「今日狩ってきたのはギギ、ギギネ、ギギネビュ」
カレアージ「あぁーギギネブラね。雪山に生息していて毒をもっている、クエストの途中卵を産み付けるんだろ。弱点属性は火だ!」
カッフ  「おまえ、相変わらず知識だけはあるよな。」
ルードル 「狩りしたことないくせにな!」
カレアージ「ルードルの筋肉だってただついてるだけでなんの意味もないじゃないかよ」
ルードル 「あほか!ランポス2頭狩ったっわ!!」
カレアージ「まじか?!2頭もか!!」
ルードル 「激戦だったけどな!」
カレアージ「それを自慢するならルードル君俺は知ってるんだぜ!」
ルードル 「え?!」
カッフ  「まさかそれって」

カッフとカレアージが向かい合って
カッフ、カレアージ「美少女はんたーち~ふ~どタンの、」

ルードル 「あーーーってかなんでカレアージも知ってるんだよ!」
カレアージ「見てたもん!」
カッフ  「ちなみに俺もな!」
ルードル 「えー二人一緒に見てたの かよ!!止めろよ!」
カッフ  「二人一緒にじゃないよ、別 々でみてたんだ。」
ルードル 「え?」
カレアージ「隙ありすぎだろww」

その時酒場にいる他のハンターたちが盛り上がった
「おおおおおおおおお!」

カッフ、ルードル、カレアージたち3人は声が上がり盛り上がってるほうを、けげんそうに見た。

カッフ「また、あいつらかよ….」

カッフたちが横目で視線を向けるところにはハンターたち10人くらい集まっていた
その輪の中心に2人のハンターがいるカッフたちと同期のゲッシンとセウユーだ
その2人に向かって集まったハンターたちはなにやら歓喜の声をあげている

ハンターA「やっぱりおまえたちは凄いな!どんなスキルか教えてくれ!」
ハンターB「本当にゲッシンとセウユー二人であのラオシャンロン亜種を討伐したのかい!やっぱり流石だ」
ハンターAは憧れを抱くように2人を見つめている
ハンターBは酒を飲みながら2人を見つめている
ハンターCは仲間を呼んだ
ハンターDがあらわれた

ゲッシン「ラオなんてたいしたことないぜ」
セウユー「あんなの誰でも狩れるだろ」
ハンターA「なぁ!スキルとか教えてくれよ!」
他ハンター「俺も!俺も!」

その時、街人の一人の老人が酒場に入ってきて武勇伝を語っているゲッシンとセウユーに話しかけた
老人  「すまないが、、、」
ゲッシン「あ?なんだ?じいさん」
老人  「凄いハンターさんなんじゃろ?一つクエストを受けてくれぬかのぉ?」
セウユー「は?クエスト?」
ゲッシン「おっ!どんなクエストだ?ラオか?シェンガオレンか?」
老人  「いやいや!とんでもない。家の畑にランポスが出でのぉ作物が荒らされて困っておるのじゃどうかハンターさん助けてくれぬかのぉ」
ゲッシン「はぁ?ランポス?俺達が今ごろランポスを相手にしろっていうの?」
セウユー「ボケるのもいい加減にしろよじいさん!そんなザコみたいなクエ今ごろ受けてられるかってのぉ」
老人  「そ、そんなぁ、、」

ゲッシンとセウユーはバカにしたように笑っている。それにつられてか
他のハンター達もわらっている
クエストを断られた老人はトボトボと酒場をあとにした
その光景を見ていたカッフたち

カッフ 「おじいちゃん可愛そうだな、、、それにしても!ちっ!なにがラオなんてたいしたことないだよ」
ルードル「セウユーも、誰でも狩れるって、狩れねーよ、」

カッフがそう言って席を座り直そうとしたとき肘がテーブルの上のスプーンに当たり床に落としてしまう

ーカラン、カランー

カッフ「 あっ!」
その物音に気づいたゲッシンとセウユーがニヤニヤしながらカッフたちに向かい歩いてくる
ゲッシン 「おやおや、カッフちゃん達じゃないのぉ!狩りもしてないのに酒場で飲んでるの?」
カレアージ「うるせぇなぁ!こっちに構うなよ!お前達はお前達で武勇伝でも語ってればいいだろ!」
ゲッシン 「まぁまぁ、そんなに怒る なよ。カレアージ、共にハンターを目指した同期のよしみだろ」
ルードル 「そうやってバカにするの が同期かよ!」
ゲッシン 「バカになんでしてないよ 。ただ俺はハンターとしての仕事もしてないのに酒場で何やってるのかな?って思っただけ」
カッフ  「おっと!!悪いが今日!俺 は狩った来た!フフフ」
セウユー 「は?買ってきたっていってもいつものフィギュアだろwww」
カッフ  「うるさい!そして、さっき から、ゲッシン!お前が俺のマントをちょっと踏んでるんだよ!」
ゲッシン 「おっと!ごめんごめん!黒いマントが汚れたな!」
セウユー 「もともと、汚いか!ハハハハ!」
カッフ  「これは漆黒だ!!」
ゲッシン 「え?」
カッフ  「なっなんでもない」
ゲッシン 「フッ!そんなにバカにさ れるのが嫌だったら、クエストの一つでも行ってみろよ」
セウユー 「どうせ無理だろうけどな」
ゲッシン 「その汚い黒いマントでも 一生、羽織ってるんだな」
カッフ  「くっそ!バカにしやがってクエストの一つや二つ行ってやろうじゃないの!!!」
カレアージ「ちょっ、カッフ!」
ルードル 「頭きた!カッフ!俺もバカにされたままじゃ終われないぜ!クエストに行くぞ!」
カレアージ「ルードルまで!もぅしょうがないなぁ」
ゲッシン 「はっ!まぁせいぜい頑張 れよ。」
セウユー 「どうせ、すぐに怖じ気づいて、クエストリタイアするだろうけどな」
カッフ  「すげーもん狩ってきてやる からな!!!!」
ゲッシン 「はい。はい。」

ー酒場の夜は更けていった!ー

その日の夜、カッフは自宅で悩んでいた

カッフ「狩ってきてやるからな、っ て言ってはみたものの、どのクエストに行けばいいんだ、、、」
その時カッフの自宅をノックする音がする

ーコンコンー

カッフ「ん?誰だ?」
扉を開けるとルードルがいた
ルードル「なんのクエストいこうか 、まずはクエスト選びだな」
カッフ「ルードル、一緒に怒ってくれてありがとな」
ルードル「いいってことよ」

ーコンコンー

カッフ 「ん?はぁい。」

扉を開けるとそこにはカレアージがいた

カッフ  「カレアージ」

大量の資料をもっカレアージはニコリと笑った

カレアージ「俺もやるよ!だから作戦会議だ」
カッフ  「ありがとう」
ルードル 「よし!みんなやるぞ!」

テーブルを囲み作戦会議をする3人
カッフのフィギュア、ファンゴやランゴスタ、リオレイアを自分達に見立ててシュミュレーションしていく

カッフ  「ここは、こうだから○◎&@*☆」
ルードル 「そうなったら@£&§&◎¥◎*@*」
カレアージ「そっちに行ったら%@ £&@&☆●%$¢£」
そうして夜は更けていった
明日の朝カッフたちはクエストに出発する

— posted by Frey at 12:00 pm   pingTrackBack [0]

5日間連続小説① 

一人のハンターが街を歩いている
漆黒のマントを風になびかせ危険なオーラを放つようにスタスタと

街の人たちは怪訝な表情で彼を見る者
怯えた表情で見ている者
目を合わせないように視線をそらす者
様々な表情で彼を見ていた
そんな視線も気にせず彼はスタスタと歩いていく
その、手にはビニール袋。
そんな時、街の子供、10歳くらいだろうか兄弟が駆け寄って彼の持っているビニール袋を指差しキラキラした笑顔で彼に話しかけた

兄「わぁぁぁい!また狩ってきたの?」
弟「また狩ってきたなんて、やっぱりすごいや!」
兄「僕、大きくなったらカッフみたいな、立派な」

その時兄弟の母親が彼から子供を遠ざけようと兄弟達を抱きかかえて走っていった。

母「こらっ!カッフには話しかけちゃいけないって何度も言っているでしょ!!!」
彼、カッフはそんな母親をみて「フッ」とニヒルに笑い漆黒のマントをなびかせ彼の自宅へと帰っていく。

ーカッフの自宅ー

カッフ「本当にこの街は」

[ガチャ]

カッフの自宅はおよそハンターとは思えない部屋だ
ところせましとモンスターの[フィギュア]が並んでいる

カッフ「オタクに冷たいぜ!!」

奥の部屋から機械音がする
ーガチャコン、、ガチャコンー
カッフ 「この音、、」
ルードル「おいーーす!」

奥の部屋から近所のハンタールードルが出てきた
カッフと同期で筋トレオタクだ

カッフ 「この音、お前まだ筋トレしてたのかよ!自分の家でやれよ」
ルードル「当たり前だろ!ハンターは筋肉が命だろ!家はもぅトレーニングマシンが一杯で入らないんだよ」
カッフ 「筋肉ってwwその筋肉使ったことねぇじゃねぇかwwww」
ルードル「アホかwwランポス2頭やったったわwww」
カッフ 「マジか!ら、ランポスを、しかも、2頭もって、マジか!」
ルードル「激しい戦いだったけどな!おっ、そのビニール袋は、またフィギュア買ってきたのか?」
カッフ 「違う!買ってきたんじゃない!狩ってきたんだ!」
ルードル「ちゃんと店にギル出して買ってきたんだろ」
カッフ 「違う!買ってきたんじゃない!狩ってきたんだ!街の幼いbrotherにもそう教えている。」
ルードル「わかったわかった。今回は何を狩ってきたんだ?」

カッフはガサゴソとビニール袋の中から取り出そうとしたが漆黒のマントがそれを邪魔する

ガサゴソ、パサッ
ガサゴソ、パサッ
ガサ、パサッ

ルードル「いや!マント邪魔してるじゃん!脱げよその黒いマント!!」
カッフ 「これは黒ではない!漆黒だ!!」
ルードル「ただの汚い黒いマントじゃねぇかよ。」
カッフ 「これは漆黒だ!この街のオタクをみる冷たい凍るような視線から身を守る黒いマントだ!あっ!漆黒の!このマントをバカにするならお前のことも言ってやるぞ!」
ルードル「俺のことってなんだよ。」
カッフ 「お前なんて性欲モンスターじゃないかよ!」
ルードル「モンスターじゃないわ!」
カッフ 「俺は知ってるんだぜ。」
ルードル「なんだよ、、、」
カッフ 「先月末、あの美少女ハンターち~ふ~どタンのキリン装備を、自」
ルードル「あーーーーーーーーーーーーーそれ以上はやめてくれ!!!ち~タンのキリン装備のことは言うな!お互い傷つけるだけの儚い争いはやめようじゃないか。」
カッフ 「そうだな。」
ルードル「さっ、その漆黒のマントを脱いで今回狩ってきたのを見せておくれ」
カッフ 「しょうがないなぁ。そこまで言うなら今見せてやる」

カッフは漆黒のマントを脱いで掛ける場所を探したがマントを掛ける場所がない
迷ったあげく床へ投げ捨てた

ルードル 「そこかい!」

ルードルは床へ投げ捨てられた漆黒のマントを拾い掛ける場所を探しトレーニング器具の前にきたが大切なトレーニング器具に掛けるのはやっぱり迷い漆黒のマントを床へ投げ捨てた
カッフはそれを無表情で見てる
ルードルが漆黒のマントを床へ投げ捨てたのと同時に狩ってきたビニール袋から1体のモンスターフィギュアを取り出した

ーガサゴソ、ガサゴソー

カッフ 「じゃぁぁぁぁん!今回、狩ってきたフィギュアはこいつです!」
ルードル「なんだこいつ!気持ちわりっ」
カッフ 「気持ちわるいよな。今回のフィギュアは、ギ、ギギネブリャ、ギギネ、ギギネブラだ!」
ルードル「こんな気持ち悪いやつ本当にいるのかよ、、、、」
カッフ 「ここには居ないみたいだけど、どっかの地方には居るみたいなんだ。そして、なんとこいつ、、、」
ルードル「こいつ、なっなんだよ。」
カッフ 「なんとこいつ、狩りの最中 でハンター達の目の前でえげつないほどの卵をそこらじゅうに産み付けるそうです」
ルードル「そっか、てっことは!!」
カッフ 「はい!ルードル君正解!僕 達ハンターはおかぁさんを狩っています!」
ルードル「くっそ!!!ハンターの 職業って、奴はっっっ!」
カッフ 「嘆くなルードル君!」

カッフはビニール袋からもぅ一つフィギュアを取り出す

ーガサゴソ、ガサー

カッフ 「そしてこれが、ラスタ(店員)が言っていた....」

カッフはビニール袋に入っていた紙袋から卵のフィギュアを取り出した

ーガサゴソ、ガサー

カッフ 「卵がこれです!」

カッフ・ルードル「きもっ!」

カッフ 「なっ!まぁ俺達のいる地方 には出ることのないモンスターだからな、俺達が戦うことはまずないな。」

そう言いながらギギネブラと卵のフィギュアをドドブランゴの横に綺麗にならべる
並べられたフィギュアを見ながらカッフは笑顔で納得したようにうなずく

ルードル「そういえば、もうそろそ ろ時間だな」
カッフ 「え?!もぅそんな時間?あいつ、もぅ酒場で待ってるのかな?」
ルードル「あいつのことだから待ってるんじゃね?」
カッフ 「でわ、週末恒例の飲み会い きますか!っとその前に、」

カッフはアイテムBOXの中からホットドリンクを取り出す

ルードル「ん?ホットドリンク?こ れから酒飲みにいくのに?」
カッフ 「これから、酒場にいくにはまたあの街の中を通って行かなきゃならないんだぞ、そしてまた、
     あの街の人達のオタクに向ける凍てつくような冷たい視線をうけないといけないんだ!
     たとえ、この漆黒のマントがあっても、1日に2度もあの視線は耐えられない。
     だから少しでもしのげるようにホットドリンクを!!!」
ルードル「わかった!わかった!俺 も筋肉バカだと言われているからその気持ちわかるぞ」
カッフ 「そうだろ!それじゃあホッ トドリンクも持ったし着替えて、あいつが待ってる酒場にいくぞ」

そう言ってカッフはトレーニング器具の床へ投げ捨てられた漆黒のマントを手に取り装備する
そこに出発の準備を、、いや装備を整えたルードルがやってくる

カッフ 「ルードル、そのハチマキ毎日装備してるな」

ルードルは長さが腰まである長いハチマキをしているルードルの愛用らしい

ルードル「カッコいいだろ?カッフ お前が買ってくれたんだぜ、この赤いハチマキ!」
カッフ 「似合ってるしカッコいいけれどそのハチマキは赤ではない!紅蓮だ!」
2人のハンターは自宅を後にした

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響き渡るは静寂 7

あれから数週間が経ち、メイがディモを引き連れて再びこの沼地へとやって来た。
目的はもちろんキノコ採取だった。

呑気に採取しているメイとは打って変わって、ディモは相変わらず辺りを警戒している。
思う存分な収穫だったのか、メイが立ち上がり、そろそろ帰ろうかとディモへ言ったその時、遠くからノノがこちらにやってくるのが見えた。

「あらっ?無事に生まれたのね?良かった。」
メイは嬉しそうに微笑んで言った。

メイは、初めてノノと対面し、手当している時にノノがお腹に子を宿しているのを気付いていた。
ノノとディモの一戦の後、ディモにもそれを説明し、ディモにもしぶしぶ納得してもらったのだった。

ノノは、まだ足元もおぼつかない子供達を引き連れていた。
子供達は、キャンキャンと嬉しそうに吠えながらじゃれ合っている。

ノノは、メイ達とは一定の距離を保ちつつも、こちらを見つめていたが、しばらくすると、元来た道へと戻って行った。
まだ小さな子供達は、遅れまいと母であるノノの後ろを一生懸命に追って行く。

それ以来、この沼地でノノと子供達の姿を見掛ける事は二度と無かった。

— posted by JUBIA at 05:40 pm   pingTrackBack [0]

 

響き渡るは静寂 6

メイは今日、ディモと一緒に採取に来ていたのだった。
ところが、メイはふと忘れ物がある事にに気付き、ベースキャンプへと戻っていた。
この辺りとベースキャンプの間には、大型のモンスターが出ない事から、ディモはこの辺りでメイが戻ってくるのを待っていたのだった。
戻ってきたメイは、ディモとノノが戦っていて、しかも、遠くからでもよく目立つノノの前脚に巻かれた赤いハンカチに気付いて、急いで走って来た。

「ハァハァ、待ってディモ!そのノノは・・・ハァハァ・・・」
息切らしながら何かを言おうとしているメイにディモは言った。
「やはりあの時の片割れだったんだな、お前が手当してやったノノって」
「ハァハァ、そ、そうなの、ハァハァ、とにかくそのノノは殺してはダメ!!」
「そんな事言ったって、肝心のコイツは襲ってくる気満々だぞ?!とにかくコイツは今ここで殺らないとダメなんだ!」
そう言ってディモはメイに構わずノノに斬りかかる。

一方ノノは、メイの姿を見付けると、赤く染まった体毛が元の色に戻り、ディモの攻撃を交わしつつも、ちらちらと敵意を感じさせない眼差しでメイを気にしているようだった。
ノノは何故かメイを目の前にすると、再び迷いが生じるのか何なのかは分からないが戦意が消失してしまうようだった。

「違うのっ!いいから止めて!!今度は私の言う事を聞いて、お願いっ!ディモっ!!!」
メイは肺が張り裂けそうになるぐらい大きく叫んだ。

いつもは、ディモに話を途中で遮られても怒るどころか、笑って許してくれる優しいメイ。
今までこんなに強く物言いをすることなどは無かった。

さっきからこちらの一方的な攻撃を回避し続けるだけで、全く攻撃して来ないノノに対し、ディモもやる気が失せたのか、剣をグサッと地面に差し、その手を止めた。
「・・・一体何なんだ?お前もコイツも・・・」

ノノは、メイとディモを交互に見つめ、最後にじっとメイを見つめると、その場を去って行った。

巣に戻ったノノは、あの憎きハンターを目の前にしながら、自分の不甲斐無さにイライラを隠せないでいた。
何故かは分からないが、このハンカチの女のせいで復讐心が乱されることに気付いたノノは、前脚に巻かれているこのハンカチを食い千切ってやろうと、乱暴にハンカチへと噛み付くのだった。
ハンカチがボロボロになった頃、ノノはふと何か異変を感じ取った。

— posted by JUBIA at 05:39 pm   pingTrackBack [0]

 

響き渡るは静寂 5

数日後、まるで日課のように沼地のあちらこちらをただ一つの匂いを求めて徘徊するノノ。
毒沼が溢れる辺りに来ると、今まで追い求めていたあの憎きハンターの匂いがしてきた。
意識を鼻に集中させ、その匂いを辿って行くとまぎれもしないあのハンターの姿が見えてきた。
「ウウウウッ」
白い牙を剥き出しに、ノノは唸らずにはいられなかった。

そのハンターはディモだった。
色々な気配、音、匂い、五感をフルに使ってディモは辺りを警戒していた。
狩りの時はいつも4人で行っていたが、今回のディモは一人だった。

茂みが少ないその場所では体勢を低くしても意味は無いのだが、ノノは背を低くしながらディモへとゆっくり近づいて行った。

普通に突っ立っているような時なら察知できないが、ほんの僅かな異変でもあればと警戒していたディモは、何かが近づいてくるような気配を感じ取って、後ろを振り向いた。

そこには、まさに獲物を狩ろうとしているノノの姿があった。
いつもはカムとノノのツガイで行動しているはずだが、そこにはノノの姿しか見受けられない。
「・・・という事は・・・やはりあの時の?!」
ある程度は懸念していたディモだった。
カムを殺られ、残されたノノはきっとディモ達を恨んでいるに違いない。
この一帯に足を運ぶ関係の無い人達はおろか、メイに何かあったらと思うと、ディモはノノを殺るしかないと決意し、背中からその大きな剣を降ろして両手に構えた。

ノノは大きく咆哮すると、体毛を赤く染め、敵意丸出しのディモへ向かって、大地を脚で思い切り蹴って飛び掛かっていった。
ノノの初撃を大剣でガードしたディモは、すぐ様ノノへと向きを直す。

あと一歩というところでディモにガードされたその瞬間、ディモからあの女の匂いがした。
やはり知り合いだったのか?
あの時殺っていれば・・・
後悔しても遅い。
今は目の前のこの男に集中しなければ。
ノノは新たな決意をしたように、ディモに向かって激しく唸る。

今度はディモからの重い一撃がノノを襲う。
ヒラリとノノはその刃を交わし、ディモの後ろ側へと跳躍し、すぐにまたディモに向かって飛び掛かった。
剣が重すぎるせいか、態勢を直すのが一瞬遅れたディモは、左肩へと浅いが傷を負ってしまった。
「・・・っ!!」
気を取り直し、ノノへと斬りかかるディモ。

とその時、
「待って!!」
メイが現れた。

— posted by JUBIA at 05:39 pm   pingTrackBack [0]

 

響き渡るは静寂 4

「よぉっ、メイいるか?」
男は勢いよくドアを開けて入って来た。
「ちょっと、まだ診療時間中よ?静かに入って来てって何度言ったら・・・」
女は村で医者をしていた。
「あぁ、スマンスマン、でも誰も患者いねぇじゃねぇか」
男は背中に携えた大きな剣を取り外し、椅子に腰掛けた。
「これ見ろよ、注文していた剣がやっと出来たんだ」
そう言うと男は、手にした大剣を眺めた。
薄いグレーの装飾毛が施されている立派な剣だった。
「私はそういうのは興味が無いって何度言ったら・・・」
「はいはい、メイは殺生とは一切関わりのない女医様ですからねぇ」
「ディモったら・・・」

メイは、タンポポの葉で作った自家製の熱い茶をディモへと淹れた。
「熱っ、そして苦っ」
「タンポポの葉はね、利尿作用があってむくみにも良いし、血液の循環にも・・・」
「はいはい、要するに体に良いんですね?女医様っ」
「もう、ディモったら・・・」

ディモというこの男、メイの恋人だった。
「あっ、そうだ、この間ね、ゲキレツ毒テングを取りに沼地へ行ったの」
メイは、調合法によっては妙薬となるゲキレツ毒テングを取りに沼地へと採取に行き、そこで出会ったノノの事をディモへ話した。
「お前、物好きだなぁ・・・て言うか、危ねぇじゃねぇか!!採取に行く時は一緒に行ってやるって何度言えば・・・」
メイはプッと吹き出した。
「私の口癖、移っちゃったのね」
ハッと気付いたディモはメイと2人大笑いした。
「生物というのはね、意外とこちらの思っている事や考えている事を察知できるものなのよ。だから敵意が無い事を伝えられたら・・・」

「メイ」
急に真剣な顔に戻ったディモは、メイの話を途中で遮った。
「世の中、そんな甘いモンじゃねぇんだ。ホント、何が出てくるか分かんねぇから、キノコ採りに行く時は必ず俺に声掛けてくれ」
「だから、ただのキノコじゃないって何度言ったら・・・」
ディモの真剣な顔は変わらなかった。
「う、うん、分かったわ」

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響き渡るは静寂 3

この日もノノは、沼地のあちらこちらを例の匂いを探し歩いていた。
しばらく歩いていると、この前脚に巻き付いている赤いハンカチの女の匂いが微かにした。
匂いを辿りながら走って行くと、遠くに女の姿が見えた。

ノノはゆっくりと足を止めた。
女は一人だった。
こちらに無防備な背中を向け、しゃがんで何かをしているようだった。

もしあの男がこの女の知り合いだったら・・・
直接あの男に復讐するよりも、この女を殺った方が・・・
でもこの女があの男の知り合いじゃなかったら・・・
たまたま匂いが付いたとかだったら・・・

色々と考えが過ぎるが、違ったら違ったでも構わない。
もしこの女があの男の知り合いだったら、それはそれで大事なモノを殺される側の気持ちも分かるだろう。
ノノは決心した。
女に気付かれないよう、体勢を低くし、ゆっくりと女へと近づいて行く。

「ふんふんふん~♪」
気楽にも鼻歌混じりにゲキレツ毒テングを採取していたメイは、思ったより大量に採れたので、新しい袋を出そうと鞄を開けた。
その時、鞄から小瓶が落ちてコロコロと転がっていった。
「あっ」
小瓶を拾おうとしゃがんだまま後ろを振り向くと、そう遠くない場所にノノの姿が見えた。

「あらっ?」
前脚にボロボロではあるが、赤いハンカチがしっかりと巻かれたままだった。
メイはゆっくりと立ち上がった。
ノノも低くしていた姿勢も今では無意味と思ったのか、すくっと元の姿勢に戻した。

「そのハンカチ、とっくに食い千切られたのかと思ったら、しっかり残っていたのね」
メイは笑顔でノノに言った。
またもやその理解不能な表情に、決心したはずだったノノは少し躊躇した。
怯えてくれたり、敵意を剥き出しにしてくれれば、何も考えずに女を襲う事ができた。
しかし、その表情には襲ってはいけない何かを感じさせた。

「もう傷は大丈夫?ちょっとした切り傷でもばい菌が入ったら大変だからね」
メイは変わらぬ笑顔をノノに向けた。
ノノは女が何を言っているのか分かるはずもないが、ただその表情からはこちらに危害を加えるような事は無いと実感できた。
だからと言って馴れ合う気などさらさらも無い。
決心に再び迷いが生じたところで、女を襲う気力も失せたノノは、プイっと後ろを向きその場を立ち去った。

ノノの後ろ姿を見送りながらメイは言った。
「お大事に」

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